白波賊を探せ！ヒーロー楊奉！大将軍韓暹！指斬り李楽！死んでた胡才！覇-LORD-の楊奉は烈が強い！

白波賊を探せ！

蒼天航路のこの場面を見てくれ。

黄巾残党の郭太という男が、西河郡白波谷で挙兵し、白波賊を号した。

勢いは強大で、董卓が派遣した牛輔を返り討ちにしてる。

後に、楊奉（ようほう）、韓暹（かんせん）、李楽（りがく）、胡才（こさい）が、

頭目となり、司隷の河東郡を中心に暴れまわった。

大将軍韓暹も？

いるよ！車騎将軍もいるよ！

ちなみに、蒼天航路での登場はこれぐらいだ。

やってみよう！

白波賊を探せ！

白波賊を探す上で必要な予備知識を入れておこう。

まずは、三国志演義の白波賊。

白波賊だけにね。

まず、楊奉が董卓死後の李傕の配下として登場。

郭汜の使者を切ろうとした李傕を止める。

後に李傕に愛想がつき、同僚の宋果を誘って反乱を企てる。

が、バレて宋果は殺され、楊奉は軍勢を割って長安から離れた。

郭汜は、弱った李傕をすかさず攻めているよ。

李傕が大司馬に封じられた時、

李傕は部下には一切報酬を与えず、お抱えの巫女に感謝した。

某アパレルブランドの創業者はパパ活にだいぶ金使ってたけど、

その従業員は冬のボーナス出ないらしいからね。

献帝一行は、李傕と郭汜の元から脱出。

だが孔農に向かう途中で、郭汜軍に追いつかれる。

帝は泣き、供の者らは顔色を失った。

しかし！

一面に鼓の音が轟いた。山の後ろから一人の将が現れる。

大旗が掲げられ、そこには

「大漢楊奉」。

楊奉は、配下の徐晃を促す。

徐晃は大斧を持ち、郭汜軍に突撃、軍の将、崔勇を討ちとった。

また、献帝の国舅で車騎将軍の董承も駆けつけ、

郭汜軍を撃ち破っている。

さて、敗れた郭汜は李傕と仲直りし、献帝一行の追撃を再開！

楊奉と董承は、李傕＆郭汜と和平交渉しつつ、

楊奉のかつての仲間である白波賊を呼び寄せる手はずを整えていた！

餌があった。

賊行為の赦しと、官位の贈与だ。

反社が手に入れられない物だからね。そりゃ欲するよ。

ただ、李楽は、やむを得ず従ったようだ。

さぁ、再度手を組んだ李傕＆郭汜は、

略奪しながら献帝一行を追う。

そして、李楽の軍と対峙した。

郭汜は、衣服や物品をばらまいた。

すると李楽軍は、それらに群がり、軍が激しく乱れた。

おしゃれ好きが仇となったね。

李楽軍は大敗。

そして、この戦いの中で胡才が戦死した。

胡才の犠牲もあって、献帝一行はなんとか黄河までたどり着いた。

李楽は小舟を用意し帝らは渡河。船に乗れないものは、水中から小舟にしがみつく。

その指を、李楽が切り落とす！

献帝一行は、大陽県に到着。

そこで李楽は征北将軍、韓暹は征東将軍に封じられ、調子に乗り始めた。

特に李楽はひどく、帝に濁った酒や粗末な飯を与えた。

河内太守の張楊や河東太守の王邑が、食糧や衣類を献上してきてくれた。

またお付きで太僕の韓融が、李傕と郭汜に赴き、一時停戦となった。

ただし、あろうことか、李楽が裏切った。李傕についた。

韓暹は裏切らなかったよ。

李楽の動きを察知した董承・楊奉・韓暹は洛陽行きを進める。

追う李楽！

しかも李傕・郭汜軍を装ってね。

当然、誰も騙されない。楊奉は徐晃を出す。

徐晃は一合も交えることなく、李楽を斧で叩き殺した。

李楽を倒し、ようやく洛陽にたどり着いた一行。

楊彪の案で、曹操を呼び寄せる。

ここで楊奉と韓暹は最大のミスを犯した。

曹操は李傕・郭汜を蹴散らし、董昭の進言で帝を許昌に連れ帰ろうとした。

その前に、楊奉と韓暹は立ちはだかった。

結果は、大敗。徐晃も引き抜かれ、袁術の元へ落ちのびていった。

第六感が働いたのかもね。

董承も楊彪も張楊もみんな悲惨な末路だ。

袁術に身を寄せた楊奉と韓暹は、呂布討伐で共に七路軍の一軍を預かった。

ちなみに、後の五軍は、橋蕤、陳紀、雷薄、陳蘭、そして大将の張勳だ！

紀霊将軍は七路軍を救援する別軍だ。

にもかかわらず、楊奉と韓暹は陳登の計略に乗り呂布に寝返った。

その後、駐屯地で楊奉と韓暹は掠奪をはたらき、

劉備の命を受けた関羽と張飛に誅殺された。

正史での白波賊も演義と似てるね。

先に、心を入れ替えて就職したんだよ。

そしたら就職先の社長がもっと悪い奴だった。

それで暗殺を企む。相棒は、正史でも宋果だ。

そして、バレて軍勢を割り、李傕の元から離れた。

そしたら、献帝一行が逃げて来て、追っ手の郭汜を迎撃したと。

楊奉は徐晃の進言で帝の洛陽護送に協力、かつての賊仲間を集めた。

韓暹、李楽、胡才、全員集合だ！

孔農郡で、白波賊vs李傕＆郭汜軍の大戦が勃発！

結果は、白波賊の大敗。

ただ、演義と違い、胡才は生き延びている。

また、李楽は董承と共に帝に侍し、渡河で活躍している。

切ってない。

それをやったのは、董承だ！

安邑に到着し、仮の都とすると、白波賊の面々に官位が与えられた。

韓暹は征東将軍、李楽は征北将軍、胡才は征西将軍だ！

ちなみに『後漢書』では、胡才が征東将軍だ。

また、張楊が食糧をもって駆けつけた。

しかし張楊は、後に董承や韓暹らと仲が悪くなり、引き上げてしまう。

ただ、張楊の元にいた董昭は留まった。

こうして、献帝一行は洛陽に到着。

白波賊の帝護送の任務は達成されました！

その功績で、楊奉は車騎将軍に！なんと韓暹は大将軍になりました！

彼らは、ふるさとの河東に帰った。

胡才はそこで仇敵に殺され、李楽は病死した。

一方、韓暹は調子に乗りまくり。

かってに自分の部下に官職を与えやりたい放題。

董承、楊奉、韓暹らの仲にひびが入ると、董昭が動きだす。

董昭は、洛陽で楊奉軍が最強であると見て楊奉をうまくおだて、

その間に曹操の洛陽入りと帝の奉戴を進めた。

気づけば、楊奉と韓暹は帝を奪われ、食糧もなく、

略奪せざるをえなかった。

徐晃は楊奉にそう進言していた。

楊奉は一時はそれを受け入れるも、後に心変わり。

曹操に討伐され、徐晃は曹操に帰順してしまった

董昭による楊奉の評価は、

「勇猛だが思慮が足りない。」

その後は、ほぼ演義と一緒だ。

袁術の元に身を寄せるも、陳珪の計略で呂布に寝返り。

略奪していると、劉備に殺された。

まずは、韓暹を探せ！

韓暹が難易度低いよ。

横山三国志に出てくるからね！

これが、韓暹だ！

あれが陳珪だ。

まさに、裏切りをそそのかしている真っ最中。

楊奉は出てこないんだよ。

韓暹が、

「楊奉ともよく打ち合わせをしましょう」

とは言うけどね。

李楽を探せ！

そう、指斬り男だ。

なので、演義ベースの作品の方が探しやすいと思うんだ。

そういうこと！

演義ベースの寺島・李版『三国志』のこれを見てくれ！

李楽の名は出ていないけど、

李楽で間違いないでしょう。

まさに、三国志演義の李楽だよ。

次は、胡才を探せ！

そう、逃亡戦で戦死したのが、胡才だ！

横山三国志でいうと、この人だ！

胡才だよ。

胡才って呼んでごらん。

そうなると、これ？

じゃあ、これか？

最後は、楊奉を探せ！

それが意外に見つからなかった。

ようやく見つけた楊奉は、とんでもない楊奉だったよ。

『覇-LORD-』超三国志に、

とんでもない楊奉がいたんだよ。

こちらです。

李傕でも触れましたが、

『覇-LORD-』の楊奉は、李傕に両腕と両目を奪われている。

そんな状態でも、帝の長安脱出に貢献した。

舌先だよ。

李傕に帝の居場所を聞かれた楊奉は、

舌先を噛み切って吐きつけた。

李傕は張済に帝らを追わせた。

この張済がまた化け物でね。関羽でも歯が立たないんだよ。

関羽と貂蝉が帝を護衛してるんだよ。

とにかく、張済は怪物だ。

なぜ董卓が使わなかったのか、不思議でしょうがない。

そんな帝らのピンチに、

あの男がかけつけた！

これで馬に乗ってるからね。

しかも、兵も率いている。

かつての仲間、白波賊を呼び寄せた。

白波賊vs怪物張済だ！！！

特に他の連中の名は出てこない。

ただ、もう上の三人でいいでしょ？

てことで、白馬賊を探せ！

全員を見つけることができました！

最後に、コーエー三国志による

白波賊の能力を見てみようか。

見事に、全員賊徒。

しかし、パッとしないなあ

楊奉は、勇猛で思慮が足りないからね。

それで「猪突」がついちゃったのかな。

胡才は三国志14に登場すらしていない。