全国で行き場のなくなった落ちこぼれに、時代錯誤の軍国主義教育を行う民主主義への挑戦校、男塾。そこに元気に通う塾生たちの強さを信長の野望を使って決めてみよう!
信長の野望といえば、言わずと知れた日本を代表する歴史シミュレーションゲーム。信長の野望では、戦国武将たちが統率、武勇、知略、政治などの項目で能力が数値化されている。さらに、シリーズによってさまざまな特性や戦法が付与されている。
今回使用する信長の野望は、シリーズ12作目の革新。最新作に比べれば、能力の構成はシンプル。
例として、田結庄是義さんを見てみると、
これでタイノショウコレヨシと読むらしい。山名家家臣であり、山名四天王の一人だとのこと。世界一マイナーな四天王だろう。山名家の子孫の方も知らないんじゃないか。
能力は100点満点で採点する。各能力は以下のような効果をもっている。
- 統率…部隊の攻撃力、守備力、募兵の効果、闘志ゲージのたまりやすさ
- 武勇…戦法の威力
- 知略…計略の効果、計略の回避
- 政治…建設スピード、調達の効果
田結庄さんは顔に似合わず謀略タイプなんだね。戦法は鼓舞をもっているので、褒め上手だったのだろうか。
能力づけは原則、天兆五輪大武会編までを参考にして決めていこう。フロッピー編はおもしろくないので考慮せず。スポーツ編はもしかしたら考慮するかも。その他続編は考慮せず。総理大臣になっちゃうひともいるらしいので、またの機会に。
では、やってみよう!
塾長・江田島平八曰く、
“男塾は落ちこぼれの集まりなんかじゃねぇ、真のエリート集団よ。“
男塾の応援部隊
男塾名物「大鐘音」
一人目は、松尾鯛雄。サザエさんヘアという秀逸なデザインのヘアスタイルをもつ男。一号生のムードメーカーであり応援団長である。
松尾といえば、男塾名物「大鐘音」!
となれば、戦法は「鼓舞」を付与。
「大鐘音」でみなをまとめているので、統率はちょい高め。
一般的な男塾塾生は学業がからっきしなので、知略・政治は低め。
一部の塾生が超人化しているのに比べると、松尾は常人の範囲内の人なので、能力も平凡となりました。
九九、八十八!
二人目は、田沢慎一郎。男塾一号生の頭脳。とんでもないひらめきを生むこともあるが、九九は八十八。バカと天才は紙一重を体現した人。
頭いいんだから悪いんだからよくわからないんで、知略は70、政治は3と両極端に。
武闘派ではないので、統率と武勇は平凡な値に。
戦法は松尾と同じく「鼓舞」。また「九九、八十八!」で相手を困惑させることがあるので、「混乱」も持たせちゃおう。
上がらずの塾旗
続いては、極小路秀麻呂。小柄な体躯の持ち主だが親父が極道の組長であったため、その威を借りて調子にのってた子。驚邏大四凶殺では、200kgの塾旗を持ち上げて桃たちにエールを送った。
松尾、田沢と同じく非戦闘員なので、統率・武勇は低め。
また、同じく応援部隊なので、戦法は「鼓舞」。
極道の威を借りていたことがあったので、「威圧」もつけた。
怒ると怖い
常人最後は、椿山清美。でかい図体に気弱な心をもつ男。寮長にいびられる日々を送るが、愛鳥ピーコちゃんを食われて豹変した。さすがにひどい。
豹変したときは、松尾を威圧していたので、「威圧」もち。
驚邏大四凶殺大成就
ここからは一号生の戦闘員メンバー。すなわち、驚邏大四凶殺に挑む者たち。
フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ
ここからは超人枠。まずは、J。マリーナからの転入生。ボクシングを特技とするファイターだが、修羅場を重ねるにつれ、とんでもない必殺ブローを次々と身に着けていった。
天挑五輪武道会での衒蜥流十六人衆一人抜きや、宝竜黒連珠モブ9人まとめて一発KO、などの超圧勝劇をみせる一方で実は苦戦も結構多い。雷電戦、卍丸戦、梁山泊・泊鳳戦、冥鳳島・ゴバルスキー戦はどれも相手に圧倒されている。
そこをひっくり返してきたのが、
ニューブロウだ。
ときに竜巻を発生させ、ときに闘技場を破壊し、ときに音速をこえてきた。
宝竜黒連珠の頭領・鄧罦傑戦では、危なげなく戦っていたにも関わらず、ニューブロウを披露し闘技場を跡形もなく粉々にした。
信長の野望革新での武勇は、戦法の威力に影響するので、強力な必殺ブローをもつJの武勇は98。
統率は結構苦戦が多いという点を考慮。大威震八連制覇の蝙翔鬼戦では序盤に蝙翔鬼におされて雷電と交代したことや、愕怨祭(がくえんさい)での羅惧美偉(らぐびい)では関東豪学連の親衛隊長・森田大器にやられたことが減点か。82。
また、他の塾生と違って米国海軍士官学校(アナポリス)の転入生なので、知略・政治は高め。エリート校みたいなので、もう少し高くてもいいかもしれない。敵の調略にもひっかかている場面が少ないのもポイント高い。ゴバルスキー戦の罠にはかかっていたので、隙はあり。
強力な必殺ブローをもっているので、戦法は「強襲」。
アナポリス出身で銃ぐらい打てそうなので「早撃ち」も保有。
油風呂の富樫源次
お次は、みんな大好き富樫源次。ドスとケンカ殺法で戦う男塾のカオ。
富樫は戦闘員の中では、凡人枠。超人的な必殺技があるわけでもない。しかし、運と根性で格上を喰らうこともあり、一号生筆頭・剣桃太郎をして男塾のカオと言わしめる。
武術がからっきしなこともあり、顔に似合わず頭を使って戦うことが多い富樫。男塾死天王・センクウ戦では、すでに飛燕戦で深手を負っていたとはいえ、格上のセンクウに根性と知略の合わせ技で相打ちにもつれ込ませた。
宝竜黒連珠副頭・アモンウモン戦では、アモンウモンの奥義をひらめきで止めてピンチをしのいだ。
冥鳳島十六士・ミッシェル戦では、ミッシェルが繰り出す多重の毒攻撃を頭を使って何度も切り抜けた。
以上を考慮して知略は73。
ケンカ殺法にこれといった必殺技はないので、武勇は62。
とはいえ、ミッシェル戦で繰り出した「ケンカ殺法奥義・金玉つぶし」は、つぶしこそしなかったが、本来はかなり強力な技。戦法「混乱」をつけておこう。
何度も死にかけるが、そのたびに復活する不死身さを出すために、戦法「治癒」も。血闘援で飛燕を奮起させたので、「鼓舞」も持たせよう。何気に有能。
猛虎流拳法奥義・大放屁火炎放射
富樫ときたら虎丸、虎丸龍次。名前に龍虎が両方入っている。
天兆五輪武道会では、富樫と仲良く実況役に甘んじているが、実は陰の実力者。独自で編み出した猛虎流拳法がよく笑われているが、身体能力はバケモノじみている。
驚邏大四凶殺の戦いでは、J、富樫が三面拳相手になんとか引き分けに持ち込んだところ、虎丸は三面拳最強の男・月光相手に、知略と体術で完勝した。( 勝負ありの宣言のあと、相討ちにまきこまれた)。
また、鎮守直廊では、男爵ディーノの調教により世界記録を超える走力を見せたあとに、男爵ディーノをしとめかけた。
天挑五輪大武會での宝竜黒蓮珠(ぽーろんこくれんじゅ)戦、虎丸は富樫と組んで副頭の阿們(あもん)&呍們(うんもん)と対戦。そこで、富樫をなくした怒りでバケモノ化、暗殺結社の副頭を打ち取った。
卍丸と組んだ梁山泊・頭傑(とうけつ)&體傑(たいけつ)戦こそ大した出番はなかったが、決勝戦の冥鳳島十六士・キルギスカーン戦では、またもや知略と体術でキルギスカーンをほぼ無傷で倒した。そもそも、入学から半年ほど独房で200kgの重りを支えて生きていたので、十分超人だ。
身体能力のすさまじさと白星の多さから統率は84。
拳法の腕は大したことないので武勇は68。
独房でまともに教育を受けていないので政治は3。
猛虎流拳法奥義の大放屁火炎放射を再現するために「火牛」を付与。また、伊達を激励したこともあったので、「鼓舞」も付与。
男塾一号生筆頭
最後は、一号生筆頭・剣桃太郎。男塾の大将、塾生最強。数々の武術を極めている一方で頭もきれる。英語もしゃべれる。さすが、のちの総理大臣。
J、伊達、赤石、邪鬼、藤堂剛毅などの強豪を撃破したきたので、統率は96。
天挑五輪大武會では、幻の奥義だったり、敵の使う秘術だったりを次々と披露してまわりを驚かせた。逆に、いろいろできるせいで、赤石や邪鬼ほど、必殺技のインパクトは欠けるかな。武勇は94。
問題は知略。序盤では格上相手に知略を使って勝利する一面もあった。塾長相手の頭墨印では、田沢のスナイパースタンプ作戦で使用したイモ版をヘルメットに忍ばせたことで、塾長から一本とることに成功。
また、大威震八連制覇での大豪院邪鬼戦では邪鬼におされて敗北寸前だったところ、雷雲に針金を放り投げ、邪鬼に雷を落として勝利した。これが知略なのかは疑問だけれども。
一方で、敵の調略にもちょくちょくかかっている。
厳娜亜羅(ガンダーラ)十六僧戦では、厳娜亜羅の秘術「彼岸怨呪殺」にかかり身動きができなくなった。これは、チートの類なのでいたしかたない。
しかし、ファラオ・スフィンクスのファラオ戦では、己で投げた刀に密かに傷を入れられたことから、究極処刑法オイディプスの煩悶にひっかかり窮地におちいった。
また、冥鳳島十六士のレッドサンダー戦では、邪鬼戦以来となる落雷による勝利を手にしているが、その前に毒にひっかかっている。レッドサンダーは毒使いナンバーワンなので、仕方ないが。
このように結構隙だらけで完璧すぎないのも桃の魅力。ってことで知略はおさえて68。
戦法は、多数所持。戦った相手がつぎつぎと桃に心酔していることから「篭絡」ももっている。剣豪戦法である「乱戦」も所持。
一号生はこれで終了、次回は関東豪学連
出典:魁!!男塾/集英社/コーエーテクモゲームス
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