第一話を読んでみましたー!
ウンコマシンガンでやりましたね。
漫画の第一話感想。
今回はこれです。
宮下あきら先生の『瑪羅門の家族』です。
バラモン?
おーい、
『極!!男塾』で瑪羅門三兄弟が登場したでしょ?
あの瑪羅門だよ!
すみません、ちょっとわかんないです。
『瑪羅門の家族』はその本伝だよ。
法で裁けない悪を聖なる力(チャクラ)で裁く瑪羅門一家の物語です!
瑪羅門が名字なんですか?
瑪羅門が苗字です。
主人公は三男の、瑪羅門龍。
他に、大酒飲みのニート、長男瑪羅門凱。
貧弱な浪人生、次男瑪羅門翔。
粗暴な炊事担当、父瑪羅門惷。
ジジイ、祖父瑪羅門寇がいます。
お母さんは?
お母さんは龍がまだ赤ん坊のときに亡くなっています。
このことについては、後に作中で語られます。
なんかあったんですね。
またこの家族とは別の瑪羅門一族が『暁!!男塾』にも登場するぞ。
瑪羅門寺の継承戦が描かれている。
瑪羅門一族 vs 男塾塾生だ!
ちなみに、瑪羅門という名字を名字検索 net さんで調べたところ、
どうでした!?
登録されていませんでした!
でしょうね!
てな具合に、
瑪羅門の一族というのは、神秘のベールに包まれています。
物は言いようですね。
テイストが違う
全日本彫刻展の幕開けが近づく中、
一人の青年がビルの屋上から身をなげて命を失った。
全日本彫刻展に作品を搬入し終えた彫刻界の重鎮村雨玉堂は、
展示場から美術商黒岩栄造と出た矢先に、一人の女性に襲われる。
「あ、あなた方が殺した私の幸男を返してーーっ!!」
女性はビルから落ちて死んだ山崎幸男の母親だった。
幸男は今際の際に「先生に殺された」と母に告げていたのだ。
しかし、村雨らに軽くあしらわれる母。その帰途、瑪羅門寺を訪れた。
瑪羅門の家族は、
瑪羅門寺を開いてるんですね。
瑪羅門龍は祈る母にいう。
「いくら拝んでもこんな生グサ寺に何のご利益もありゃしねえぜ」
いいですね。
生グサ寺!
「生グサ寺」で検索したら、
生草寺の三休さんって Vtuber が出て来たぞ。
Vtuber の世界ってどうなってるんですか?
母はかつて祖母からこんな話を聞いたという。
正義が踏みにじられ人々が絶望したとき、瑪羅門の神々はその悪を決して許さないと。
その帰り道、母は何者かに殺された。
でも、生き返るんですよね。
生き返らないよ。
幸男は?
親子ともども復活はなしです!
えぇーーー!
男塾とテイストが違うじゃないですか!!!
瑪羅門秘奥義”臨眼肖”
その夜、瑪羅門家族会議が開廷された。
祖父瑪羅門寇が、古代インドの秘奥義”臨眼肖”を使い、
事件の実態を暴く。
臨眼肖?
聖なる力、チャクラによる念写だ。
紙に人が死ぬ際に見た最後の光景を写し出す。
爺さん、
ジョジョのジョセフ・ジョースターみたいですね。
寇いわく、こういった瑪羅門の秘奥義がたくさんあるらしい。
臨眼肖は民明書房に乗ってますか?
載ってないと思う。
瑪羅門の秘奥義だからね。
瑪羅門の秘奥義、恐るべし。
瑪羅門寇が呪文を唱え終わると、
ドスを持った黒岩栄造と、後ろでほくそ笑む村雨玉堂の姿が写し出された。
三男、瑪羅門龍が裁きに動く。
瑪羅門の裁き
村雨宅では、村雨玉堂と黒岩栄造が、
全日本彫刻展大賞受賞の反響に浮かれていた。
そこに現れた瑪羅門龍。
龍は強いんですか?
強い。
18歳とまだ若いが、高校では拳法部の主将を担っている。
黒岩が青龍刀で切りかかるが、難なくかわす。
ボッコボコですか?
いや、瑪羅門の裁きはチャクラによって行われる。
チャクラにより、精神と肉体に暗示及び時間差催眠を効果をもたらし、
自分のイメージした死や行動を与えるのだ!!!
デスノートでもできないことを…。
で、その悪党二人はどうなったんですか?
チャクラをくらったんですよね?
チャクラを受けると記憶もなくす。
翌日、村雨は受賞祝賀会に参加、そのエキシビションでチャクラが発動した!
来ましたね!
村雨はとんでもない速さで氷の彫刻作品を完成させた。
タイトルは「弟子を殺すその師匠」。
そして、弟子から作品を奪って殺害したことを自白すると、
蚤で己の額を貫いて自決した。
結構、細かく操れるんですね!
一方、東京国立美術館では、
速乾性コンクリートのバケツをかぶって固まった黒岩栄造が、
作品として展示されていた。
芸術性ありそうですね。
評価は上々だった。
瑪羅門の家族たちの秘奥義
いや~スカっとしましたよ!
『瑪羅門の家族』がちょっとわかりました!
必殺仕事人的な王道だけどね。
王道ゆえに痛快だよ。
チャクラは他の家族も使えるんですか?
使えるよ。
長男瑪羅門凱は、普段感情的で粗野な男だが、裁きとなると至極冷静になる。
髪からチャクラを送り込む瑪羅門の秘奥義”怒髪針”を使う。
いいキャラしてそう。
凱が一番好きかなあ。
一方、次男の瑪羅門翔は、眼鏡をかけて物静か、文弱なイメージが漂う。
しかし、こちらも裁きになると一変、冷酷に任務を達成する。
翔の使う瑪羅門の秘奥義は、”不動冥髖巣”。
霊糸を蜘蛛の巣のように張り、相手にチャクラを送り込むことができる。
兄貴二人共強いんですね!
また、親父の瑪羅門惷は瑪羅門一族において伝説的強さを誇ったらしく、
瑪羅門一族の宿敵、魔修羅(ましゅら)の人間からも恐れられたという。
魔羅一族って敵がいるんですか?
魔修羅だ!
この魔修羅が登場することによって、
この作品は色んな意味で悲しい顛末を迎えることになる。
それについては、またの機会で。
わかりました!
コメント