「男塾のキャラクターの能力を数値化してみた!」今まで一号生、関東豪学連の面々に対して信長の野望風能力付けを行ってきました。
今回は第三回、二号生と実質二号生の鎮守直廊三人衆の登場となります。
使用する信長の野望はシリーズ12作目の革新。基本能力の統率、武勇、知略、政治と戦法を決定する。兵科適正は戦闘に関係しないようなので適当。
各基本能力の効果・影響は以下の通り。
- 統率…部隊の攻撃力、守備力、募兵の効果、闘志ゲージのたまりやすさ
- 武勇…戦法の威力
- 知略…計略の効果、計略の回避
- 政治…建設スピード、調達の効果、主に内政での働きっぷり。
参考にするのは、基本天挑五輪大武會編まで。フロッピー編はあんまりおもしろくないので考慮せず。続編・スペンオフは考慮せず。またの機会。
てなわけで、やってきましょう。
一文字流斬岩剣
二号生といえば、この人。筆頭・赤石剛次。というか赤石ぐらいしかめぼしい人材がいない不作の世代。
天挑五輪大武會では決勝トーナメントにおいて男塾第一の助っ人として参上。宝竜黒連珠の殺し屋相手の三連戦では、すべて圧勝。強烈なインパクトを残した。
また梁山泊十六傑戦では、副将の宋江将軍と激突。劣勢におちいるも逆転勝利を手にした。
“統率”は、91。
この世に切れぬものはなし、一文字流斬岩剣は圧倒的インパクトと超火力。敵の肉体を切ることより、闘技場を切ることのほうが多いほど。
“武勇”は100超え、102。
問題は、”知略”。宝竜黒連珠の馮椿(フーチン)の毒針をくらったり、宋江将軍の投げ網攻撃や刀無効化攻撃をくらったりと、敵の策に対してはザルなところもある。”知略”にはマイナスポイント。
また、宋江戦で羅刹が語った過去エピソードも考慮する必要がある。
かつて赤石は猛吹雪の行軍において一人先発を命じられたことがあった。そこで赤石は谷にかけられていた橋が落とされていることに気づいた。後からは本隊をのせたトラックが近づいてくる。赤石は戻って本隊にそれを伝える、ことをせず、なぜか裸になり身体を切り、流れる血で服を染め、それを旗として味方に知らせたという。
意味がわからないので、”知略”38。
戦法は、剣豪戦法の「乱戦」。
二号生筆頭代理
鬼の二号の筆頭代理が江戸川先輩。いつもニコニコえびす顔。
“統率”。巨躯の持ち主。一号生をいびるもやり返された。一応、筆頭代理を務めていることを考慮して、サービスで67。
”武勇”。江戸川先輩の必殺技といえば、顔面がえし!トレードマークのえびす顔をアシュラ顔に変えることができる。火力は一切なし。
“武力”、20。
“知略”。サファリパークにゴリラの着ぐるみを着てのぞんだが、桃にしばかれた。
あほ。”知略”10。
こんな江戸川先輩だが、同級生には慕われてそう。戦法「鼓舞」を付与。
ちなみに、続編の『暁!!男塾』ではまだ在学していた。
司会進行役
二号生で忘れがちなのが、司会のうまい丸山。モヒカンとめがねのマリアージュが魅力的だ。
一号生と二号生の御対面式で、一号生をいびるが、冨樫と桃のコンビネーションにやられる。
サファリパークでは、江戸川とゴリラの違いに気づかなかった。
やはりあほ、”知略”24。
司会は上手。社会人になってもうまくやっていけそう。
“政治”は66。
しゃべりがうまいので、戦法「鼓舞」
二号生は以上。
続いては、問題児だらけの三号生、みんな大好き鎮守直廊三人衆の登場。
同級生の死天王には敬語を使う三人衆。実質二号生だ。
下衆落ちした武人。男とはなんぞや。
まずは、独眼鉄(どくがんてつ)。ヨーヨーのバケモノ。武人→下衆→猪武者の変遷をとげている。
まずは”統率”。鎮守直廊では富樫源次相手に顔面を蹴られながらも強者の雰囲気を保ち続けた。大威震八連制覇の飛燕戦では、仁王流拳法で飛燕を圧倒した。ただし、勝利を目前にしながらも下衆堕ちして白星をとりこぼしてしまった。
天挑五輪大武會では惨敗を喫する、ただこれは仕方がない。相手の狼髏館館主・宗嶺厳(そうれいげん)は、敵の肉体をあやつるチート技の持ち主だ。その技で独眼鉄は背骨をおられ、ひしゃげてしまった。
“統率”76。
“武勇”を見てみよう。独眼鉄といえば、巨大ヨーヨー。鎮守直廊でも使用していたお気に入りの武器だ。ただこれ、あまり効果がない。飛燕戦では、開戦まもなく自ら捨てていた。思ったより愛もない。
仁王流號賽拳は、主に手刀と蹴りによる攻撃。これで飛燕を圧倒したのだが、いかんせん地味。これに見どころは、よく動く独眼鉄の豊満ムッチムチボディがだ。
仁王流錠枷殺大車輪は、相手の頸部に足を巻きつけ締め上げる強力な技だが、鉄棒がないとできない。
独眼鉄が武が一番輝いたのは、大豪院邪鬼が後頭部に向けて放ったナイフを振り返らずにキャッチしたところ。あれはかっこよかった。
“武勇”69。
続いて”知略”。飛燕の顔を傷つけて楽しむという悪趣味にはしり敗戦したのは大きな知略のマイナスポイント。また、宗嶺厳(そうれいげん)の挑発にのっかって死んだのもマイナス。
”知略”12。
鎮守直廊での武人然としていた独眼鉄も評価してあげたい。あのときの鉄は、「男とはなんぞや、命とはなんぞや」と常に疑問をもって日々を過ごしていた。勉強熱心なのだろう。その心を忘れないで欲しい。
政治”63″。
鎮守直廊のときは威厳があったので、戦法「威圧」を保持。そして、男塾愛が強いので、魁と音が一緒の「先駆け」も保持。
改心した外道
つづいては、男塾きってのくそ外道、蝙翔鬼。のちに改心するもすぐにお亡くなりになった。外道のままなら長生きできたかもしれない。
“統率”をみてみよう。蝙翔鬼は性悪ではあるが拳法の腕前は確か。大威震八連制覇では、序盤、一号生J相手に優勢に戦いを進めている。とはいえ、闘技場は圧倒的に蝙翔鬼にとって有利な場であった。
しかし、Jと交代した雷電には逆に拳法で圧倒される。そこで蝙翔鬼は騙し討ちを使い、純朴な雷電から勝利を盗み取った。あまりに卑劣すぎたため、キレたJにぶん殴られて惨敗した。この闘いの中で雷電から受けた言葉が「〇人鬼」だ。
ギリシャ神話サークル淤凛葡繻十六闘神 ( オリンポスじゅうろくとうしん ) 戦では、実質副将の搴兜稜萃(ケンタロウス)と対戦した。搴兜稜萃という男は「5年間馬から降りてない」とか、馬にツノをつけて「ユニコーン」とかのたまう奇人だ。ただ、強い。
このときの蝙翔鬼はすっかり改心しており、一切の外道、卑劣を封印していた。代わりに、南朝時教体拳のさまざまな技を駆使するも、搴兜稜萃を馬から降ろすこともできずに敗北してしまった。ここで外道を出していたら、また違った展開になっていただろう。
“統率”は、71。
“武勇”。蝙翔鬼は魔性拳と恐れられた南朝時教体拳(なんちょうじきょうたいけん)を極めている。南朝時教体拳は仁王流拳法と異なり、技が多彩で華やかだ。
天稟掌波(てんぴんしょうは)は拳の風圧で攻撃する遠距離攻撃技だ。邪気の真空殲風衝(しんくうせんぷうしょう)ほどの火力はないが、連発ができる。この天稟掌波で仕留めた鳥の肉は極上らしい(民明書房)。
屠殺風車(とさつふうしゃ)は、手や足にうけた刃物の風車。これで相手の肉をえぐる。サディストの蝙翔鬼にはぴったしな技だ。
武勇は、76。
拳法で劣る雷電に対して、騙し討ち、毒攻撃などの卑劣な手段を次々と使って勝利を手にしている。これは知略のプラスポイント。
搴兜稜萃戦では、バットマン化。煌嗾蝙術(こうそうへんじゅつ)という蝙蝠を操る様々な技を見せた。これは火力は低いが敵を撹乱させるものが多い。これで搴兜稜萃を翻弄させる場面もあった。
“知略”は、72。
戦法は、「罵声」「混乱」「斉射」もち。
地獄の魔術師(ヘルズマジシャン)登場!
そして、ついに登場、男爵ディーノ!我らが男爵ディーノは、ビフォー地獄の魔術師(ヘルズ・マジシャン)とアフター地獄の魔術師で大きく評価が異なるのが特徴だ。
“武勇”からみていこう。ビフォー地獄の魔術師のディーノの必殺技といえば、棘殺怒流鞭(きゃくさつどるべん)と死穿鳥拳(しせんちょうけん)だ。この棘殺怒流鞭と死穿鳥拳は当たった試しがない。これだけだったら、武勇30ぐらいでもよかった。
一方、アフター地獄の魔術師(ヘルズ・マジシャン)の必殺技は悪くない。トランプ投げ(ゾリンゲン・カード)は、手加減しなければ、梁山泊十六傑の酔傑を討ち取っていた。
“武勇”は、73。
”統率”。地獄の魔術師(ヘルズ・マジシャン)と化した男爵ディーノは、酔傑に実質勝利している。
ただ、ビフォー地獄の魔術師の戦績があまりにひどい。鎮守直廊で虎丸に顔面を蹴られて以来、伊達には舐めプされ、鎮獰太子には髪の毛だけで負けた。
“統率”は、68。ビフォー地獄の魔術師(ヘルズ・マジシャン)が響いた。
地獄の魔術師の地獄の魔術(ヘルズ・マジック)は、超強力。Jや赤石レベルの火力はもたないが、攻撃をマジックで無効化するという絶対防御を持っている。これは”知略”にプラスしよう。
ただ、地獄の魔術師になると、人がよくなるようで、酔傑から騙し討ちがをくらってしまった。これはマイナスポイント。
“知略”、70。
地獄の魔術はハイクオリティ、ディーノのキャラもたっている。在学中でありながら、すでにお金を稼げる力を持っている。
“政治”、88。
これにて二号生と鎮守直廊三人衆は終了。
次回は、男塾死天王と三号生筆頭の登場だ。
出典:集英社/宮下あきら/魁!!男塾/コーエーテクモゲームス
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