【砕亜怒羅権闘】中国で禁止、拳玉!風(ルン)を送り込む幽体離脱、そして筒翻具【その⑱】

暁!!男塾

男塾の『民明書房』で、最もだまされてしまう逸話を決める。

暁!!男塾編。

今回はその②

はこちらから。

マンゲマン
マンゲマン

『民明書房』の暁!!男塾編を始めたわけですけど、

前回の白眉は『台湾巨大棒棒鶏』かね。

ペロ丸
ペロ丸

台湾巨大棒棒鶏よかったですね!

口にしたいですもん、この言葉。

マンゲマン
マンゲマン

ただ、騙されはしなかったね。

ペロ丸
ペロ丸

棒棒鶏ですからね。

マンゲマン
マンゲマン

では、今回も始めましょう!

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誰にでもできる中国拳法『砕亜怒羅権闘』

マンゲマン
マンゲマン

『砕亜怒羅権闘(サイアドラゴン)』、

民明書房刊『誰にでもできる中国拳法一週間総ざらえ』より。

ペロ丸
ペロ丸

サイア?

マンゲマン
マンゲマン

ワールド男杯』で台湾代表・張悟空が『台湾巨王棒棒鶏』が破られたあとに使った奥義。

己の命を代償に巨大ゴリラ化し、人間離れな破壊力を手にする。

出典:集英社/宮下あきら/暁!!男塾
ペロ丸
ペロ丸

これはひどいですね。

マンゲマン
マンゲマン

なにが?

ペロ丸
ペロ丸

完全に大猿。ドラゴンボールでしょ。

名前も悟空だし。

マンゲマン
マンゲマン

悟空は西遊記のものだし!

ペロ丸
ペロ丸

それはそうですけど。

でも、もう一度奥義の名前を言ってくださいよ。

マンゲマン
マンゲマン

『砕亜怒羅権闘(サイアドラゴン)』。

ペロ丸
ペロ丸

サイア人もドラゴンボールも入ってるし!

マンゲマン
マンゲマン

一応、みてみようよ

マンゲマン
マンゲマン

”人体にあって、思考、意識、神経活動の中枢である脳のメカニズムについては現代医学をもってしてもいまだ解明されてない部分が多い。この脳のツボを外部から直接刺激し、肉体を超人的なものとするのが、この究極奥義である”。

マンゲマン
マンゲマン

ほら!脳のツボを刺激するんだって!

決して、月を見て巨大化するわけじゃないよ!

ペロ丸
ペロ丸

取るに足らないですよ。

マンゲマン
マンゲマン

しかしその発祥である中国拳法…

ペロ丸
ペロ丸

もういいでしょ!

どこが中国拳法よ!サイア人だし。

マンゲマン
マンゲマン

でも『誰にでもできる中国拳法一週間総ざらえ』では中国拳法だって書いてるよ。

ペロ丸
ペロ丸

できるか!

ペロ丸
ペロ丸

これは騙されないから次に行きましょ。

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「風(ルン)」を他人の意識に送りむ『幽体離脱』

マンゲマン
マンゲマン

『幽体離脱』、

民明書房刊『決定版!貴方にも出来る精神の奇跡』。

ペロ丸
ペロ丸

これはまた、

随分とムーの香りがする民明書房ですね。

マンゲマン
マンゲマン

何の遊びもなく、

まっすぐに幽体離脱ときたね。

マンゲマン
マンゲマン

今は亡き中野の大予言に幽体離脱ができるCDが売られてたよ。

たしか5,6万ぐらいしてたかな。

いつか買おうと思っていたけど、先にお店がなくなってしまったよ。

ペロ丸
ペロ丸

たかっ!

ただ、本当に幽体離脱ができるなら悪くない買い物ですね。

マンゲマン
マンゲマン

ただ『ワールド男杯』では、チベット代表のツェタン・ラマがこんなCDを聞かなくとも、幽体離脱を技として使用していたよ。

ペロ丸
ペロ丸

チベット代表って珍しいですね。

中国代表とは別なんですか?

マンゲマン
マンゲマン

別だね。

かつての吐蕃を代表に、チベットには中国の王朝からは独立した国家があったよ。

コーエーのシミュレーションゲーム『チンギンスハン』でも出てきた気がする。

ペロ丸
ペロ丸

マイナー勢力ですね。『信長の野望』でいう姉小路家みたいな。

開始すぐに滅ぼされそう。

マンゲマン
マンゲマン

まぁ実際に、チベットは中国共産党の侵攻で滅ぼされたしね。

ペロ丸
ペロ丸

笑えないですね。

マンゲマン
マンゲマン

さて、そんなチベットでも『ワールド男杯』では代表の出場が許され、ツェタン・ラマは『幽体離脱』で男塾塾生林正治の肉体を操り男塾の黒巣信長を苦しめた。

民明書房による『幽体離脱』を見てみよう。

マンゲマン
マンゲマン

”チベット密教では、生命や意識活動を司る生体エネルギーを「風(ルン)」と呼んでいる。この「生命の風=意識」を肉体から離すことがアストラル・トリップ。すなわち、幽体離脱である”。

ペロ丸
ペロ丸

アストラル・トリップって聞いたことありますよ。

幽体離脱のことだったんですね。

マンゲマン
マンゲマン

この辺りは、ムーにも同じことが書いてありそうだね。

マンゲマン
マンゲマン

”修行を積んだ高僧ともなれば、離脱した己の「風(ルン)」を他人の意識に送り込み、その肉体を自在に操ることも可能だとされている”。

ペロ丸
ペロ丸

ただの幽体離脱の話じゃなくなってきましたね。

マンゲマン
マンゲマン

もう一段階上の話だな。

ペロ丸
ペロ丸

この「風(ルン)」って言葉も気になりますね。

精神世界では、よくある言葉なんですかね?

マンゲマン
マンゲマン

その「風(ルン)」について続きがあるよ。

マンゲマン
マンゲマン

”因みに俗界に於いて、楽観的な精神状態を「ルンルン気分」と言うが、この「風(ルン)」と関係があるかは定かではない”。

ペロ丸
ペロ丸

民明書房だってことを忘れてましたよ。

マンゲマン
マンゲマン

前半は普通に引き込まれたね。

しかし、見事に「ルンルン気分」で我に帰らされた。

ペロ丸
ペロ丸

いや、ホント危なかったですよ。

結局「風(ルン)」ってあるんですか?

騙されていたのかどうかもわからない。

マンゲマン
マンゲマン

まぁ、「ルンルン気分」が「風(ルン)」と無関係だってことだけは定かだろうね。

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亀田家のほうが奇なり『戮殺颯球』

マンゲマン
マンゲマン

『戮殺颯球(りくさつさっきゅう)』、

民明書房刊『ピンポンパン伝説』。

ペロ丸
ペロ丸

ピンポンパン伝説?

マンゲマン
マンゲマン

そう、ピンポンパン伝説。

期待できそうでしょ。

ペロ丸
ペロ丸

期待できそうですけど、

騙されなさそうですね。

マンゲマン
マンゲマン

これは『ワールド男杯』にて、中国代表・翔卓がみせた神拳寺の秘奥義だ。

ペロ丸
ペロ丸

しかも神拳寺ですか?

マンゲマン
マンゲマン

神拳寺覚えてる?

ペロ丸
ペロ丸

覚えてますよ。

前回一番ひどかった「失敗だ~」、「スパイダー」が神拳寺がらみでしたからね。

マンゲマン
マンゲマン

ドンブリ頭の王大人も若かりし頃に修行した中国拳法の頂点の地だよ。

ペロ丸
ペロ丸

そうなんですかあ。

それなのにピンポンパンかあ。

マンゲマン
マンゲマン

”近代スポーツ界に於て、中国の国技とも言える卓球の圧倒的な強さは世界が認めるところであるが、卓球の発祥が中国拳法にあることはあまり知られていない。そもそも卓球は拳法家達が己の反射神経と集中力の向上とを目的に考案した修行方法であったが、いつしか強力な戦闘能力を持った奥義へと発展したのである”。

ペロ丸
ペロ丸

卓球の発祥は中国拳法だったんですか。

マンゲマン
マンゲマン

ゴルフの発祥、呉竜府と同じ匂いがプンプンするね。

ペロ丸
ペロ丸

しかも、実際に中国は卓球が強いですしね。

ゴルフの発祥は呉竜府、よりは信憑性が高いんじゃないですか?

マンゲマン
マンゲマン

しかも、呉竜府の『纏咳狙振弾』は戦場で使用していた武術だったけど、

この『戮殺颯球』は修行方法ってのがいいね。

マンゲマン
マンゲマン

亀田家が棒の先にグローブつけて特訓してたんだから、

卓球で修行したっていいわけだし。

ペロ丸
ペロ丸

あった!謎棒!

マンゲマン
マンゲマン

グローブをつけた棒と卓球、どちらがトレーニングっぽいかって言われたら、

ペロ丸
ペロ丸

卓球ですね。

マンゲマン
マンゲマン

そうなると、グローブをつけた棒のほうが民明書房っぽいな。

“棒に振る”という言葉はこれに由来する、つって。

ペロ丸
ペロ丸

亀田家は民明書房だったのか。

マンゲマン
マンゲマン

さて、続きがあります。

”因みに、卓球を英語でピンポンと言うが、これはこの奥義の達人と言われた筒翻具(ピンポング)の名に由来する”

ペロ丸
ペロ丸

ピンポングときましたか。

呉竜府よりだいぶ雑ですけど、

まだ亀田家が残ってるので、なんだかありに聞こえますね。

マンゲマン
マンゲマン

んだね。

そもそも、呉竜府(ごりゅうふ)って日本語読みなんだよなあ。

それでゴルフの起源って、ホントめちゃくちゃだよ。

ペロ丸
ペロ丸

たしかに。

それに比べたら筒翻具(ピンポング)のほうが中国語読みっぽく聞こえるから、まだありえそうですね。

ペロ丸
ペロ丸

ちなみに、卓球の発祥ってどこなんですか?

マンゲマン
マンゲマン

インドらしいぞ。

ペロ丸
ペロ丸

インド!?本当に?

マンゲマン
マンゲマン

インドのゴッシマテニスってやつが起源だって。

事実は民明書房よりも奇なりだね。

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中国では禁止『拳玉』

マンゲマン
マンゲマン

『拳玉』、

民明書房刊『ケン玉こそ我が命』より。

ペロ丸
ペロ丸

こぶしの拳?

マンゲマン
マンゲマン

そう、拳玉。

さっきの『戮殺颯球』の翔卓と戦った男塾の黒巣信長が使用した。

身の回りの物を武器とする無限流活殺術のひとつだ。

ペロ丸
ペロ丸

ケン玉なんて身の回りにないでしょ。

マンゲマン
マンゲマン

ケン玉持ってないの?

電車を待つ時間潰せるよ。

ペロ丸
ペロ丸

ホームでそんなことしてたら駅員さん呼ばれますよ。

マンゲマン
マンゲマン

そんなときのために、バカでかいネジも持ち歩いてるよ。

これなら駅員さんも「地獄のネジ回しでしたか」って納得してくれるよ。

ペロ丸
ペロ丸

ケンダマンスクリュー・キッド完璧超人の乱入コンビ!

そんなにモースト・デンジャラスコンビを貫きたいんですか?

警察呼ばれますよ。

マンゲマン
マンゲマン

”ケン玉の原形は中世ヨーロッパで流行した「カップ・アンド・ボール」というのが定説であるが、これがシルクロードを経て中国に入った時、拳法家達は当然のようにこれを武器として発展させた。もちろん玉と柄は鉄製にしヒモはワイヤ状の強固なものであった”。

ペロ丸
ペロ丸

「カップ・アンド・ボール」って、マジックですよね。

ボールはどのカップに入ってるでしょう?ってやつ。

あれが原形なんですか?

マンゲマン
マンゲマン

民明書房の『ケン玉こそ我が命』によるとね。

ペロ丸
ペロ丸

そうだ!民明書房だった。忘れてた。

マンゲマン
マンゲマン

”それは、ヌンチャクと鎖鎌を合わせたような強力な戦闘力を持ち、この使い手は「拳玉名人」として畏怖された。今でも中国のある地方では、ケン玉の所持は銃刀法によって固く禁止されている”。

ペロ丸
ペロ丸

禁止系民明書房、きましたね。

マンゲマン
マンゲマン

禁止系は名作多いからね。

垂鼇尖』とかね。

ペロ丸
ペロ丸

しかも中国で禁止ですよ。

中国なんて禁止なもの山ほどありそう。

それにコロコロ変わりそうだし。

マンゲマン
マンゲマン

そういえば、最近の中国は食べ残しが禁止だってな。

ペロ丸
ペロ丸

そうなの!?

中国って残すのがマナーじゃなかったの!?

マンゲマン
マンゲマン

今は違うみたいよ。店によっては罰金とられるみたいだから要注意よ。

まぁ、それも来年には変わってるかもしれないけど。

ペロ丸
ペロ丸

じゃあケン玉禁止もありえるかあ。

マンゲマン
マンゲマン

偏見だけど、銃刀法の適用が雑そうだよね。

公安が「おまえこれ武器だろ!」って言ったらおしまい。

ペロ丸
ペロ丸

「ケン玉ですぅ」って言っても通じなそうですね。

マンゲマン
マンゲマン

そこでバカでかいネジよ。

そしたら公安も「地獄のネジ回しアルネ」って納得してくれるよ。

ペロ丸
ペロ丸

それこそモーストデンジャラスですよ。

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今回のベストとワースト

マンゲマン
マンゲマン

今回は以上4点です。

この中で一番騙されてしまうのはどれでした?

ペロ丸
ペロ丸

難しいですね。

サイア人以外はどれもちょっと信じてしまいそう。

マンゲマン
マンゲマン

人に話してみたいとなると、筒翻具(ピンポング)かな。

ペロ丸
ペロ丸

ただ、筒翻具(ピンポング)のところでバレそうですけどね。

マンゲマン
マンゲマン

そしたら、亀田のグローブ棒の話をすればいいんだよ。

ペロ丸
ペロ丸

そうですね。

そしたら、筒翻具(ピンポング)で。

次回はこちら。

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コメント

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