男塾塾生の強さを信長の野望ステータスのように数値化してみた!
前回は、剣桃太郎、J、富樫、虎丸などの一号生の面々に実施しました。
今回は伊達臣人ひきいる関東豪学連の面々となります。
モデルとし使用する信長の野望は、シリーズ12作目の革新。
革新では、ステータスとして以下のような基本能力がある。
- 統率…部隊の攻撃力、守備力、募兵の効果、闘志ゲージのたまりやすさ
- 武勇…戦法の威力
- 知略…計略の効果、計略の回避
- 政治…建設スピード、調達の効果、主に内政。
上記基本能力が 1~100 で設定される。また、戦闘での必殺技や支援にあたる戦法も付与できる。ほかにも兵科適正のステータスもあるが、戦闘には関係しないようなので適当に設定する。
参考にするのは、基本天挑五輪大武會編まで。フロッピー編はおもしろくないので考慮せず。続編・スペンオフは考慮せず。またの機会。
この第二回は、伊達臣人率いる関東豪学連の面々に行っていく。
民明書房ヲタの知能は猿以下なのか
一人目は、三面拳の雷電。最古の拳法・大往生流拳法の使い手。愛読書は民明書房全般。
拳法の腕前は達人級。後述のとおり、計略にさえひっかからなければ、相手を圧倒していることが多いので、”統率”と”武勇”は高水準。
雷電、”統率”、83。
“武勇”、88 。
雷電の問題は”知略”だ。雷電はとにかく優しい。優しすぎる。そのせいで、調略に対してガバガバだ。
雷電の知略プラスポイントを見てみる。
- 厳娜亜羅(ガンダーラ)十六僧・猿宝戦で、猿に奇策を用い勝利
猿に勝ったぐらいだ。
続いて、マイナスポイント
- 命乞いからの騙し討ちにかかる。(三号生・蝙翔鬼戦)
- 毒にもかかる。(三号生・蝙翔鬼戦)
- 雷電が何度受けても見抜けなかった技の秘密を、猿はたった一度受けただけで見破る。(梁山泊十六傑・梁皇戦)
- わざわざ猿をつれていき、その猿を人質にとられて負ける。(梁山泊十六傑・梁皇戦)
- またもや偽の降伏からの騙し討ちにかかる。(冥鳳島十六士・シャイカーン戦)
宮下あきら 集英社 魁!!男塾
せっかく勝利した猿とも一勝一敗になってしまった。
ちなみに、蝙翔鬼に騙されたときの恨み言は、「〇人鬼」だ。
また、猿を人質にとられやぶれたときの恨み事は、「畜生鬼」だ。
雷電の知略を決めるうえで重要となるのが、猿たちの知略だ。前回、男塾の応援団長・松尾鯛男は、そのサザエさんヘアーが災いして知略が11となった。となると、猿の知略はどうひいき目にみても、10。
猿と一勝一敗の雷電の知略も同じく10といったところか。ただ、雷電は額に「大往生」の文字を入れる常軌を逸した行動をとっている。これはさらなるマイナスポイントだ。-2。
雷電、”知略”、8。
“政治”も見てみる。雷電は博識だ。新たな敵が未知なる武術を使うとき、雷電はすでにそれを知っていることが多い。それゆえに、よく一人でブルブルと震えている。震えると言えば、西野カナか雷電だ。このものしりを考慮して政治は高得点、74。
ただ、雷電の情報ソースは、かの有名な「民明書房」だ。「民明書房」はファンタジーだ。ムーだ。雷電は「民明書房」を盲信している。
知略をもうマイナス1しておこう。
雷電、”知略”、7。
戦法は三面拳の絆から、「三矢訓」。「〇人鬼」、「畜生鬼」、と恨み言をよく言うので「罵声」も付与した。
鶴嘴千本!
華麗な鳥人拳拳法の使い手である三面拳・飛燕。三面拳一の美形でもあるが、他がハゲと大往生しかいないので当然だ。そして、飛燕といえば鶴嘴千本!この鶴嘴千本は、作中屈指のインパクトを持つ必殺技だ。
まずは、”統率”から。
飛燕は結構苦戦が多い。
大威震八連制覇では、「男とはなんぞや」ハラスメントでおなじみの独眼鉄に敗北寸前まで追い詰められている。天挑五輪大武會では、劣勢になることが多く、ボロボロになりながらも最終奥義や超奥義で逆転勝利をつかみとっている。
調略にかからなければ、優勢であることが多い雷電とは逆だ。
以上を考慮し、
飛燕、”統率”、78。
続いて、”武勇”
上述のとおり、飛燕は劣勢を強力な奥義でひっくりかえしている。
最終奥義・鶴嘴紅漿霧、超奥義・鶴嘴千本無明透殺。これらの奥義はインパクトも強烈だ。
飛燕、”武勇” 、91。
さて、”知略”はどうか。
天挑五輪大武會では、狼髏館の首天童子を圧倒して勝利を確認するも、偽の降伏からの騙し討ちにひっかかっている。ここは雷電と一緒で減点ポイント。三面拳は人がよすぎる。
ファラオ・スフィンクスのピネジェム戦では、幻覚技をかけられるも自力で脱出した。これはプラス。
先にあげた鶴嘴紅漿霧や鶴嘴千本無明透殺などの奥義は、決して火力が強いわけではない。どちらかといえば、相手に心理戦をしかけて勝利をつかむ技。なので、知略にとってはプラス材料だろう。
飛燕、”知略” 、67。
戦法は、雷電と同じく「三矢訓」。また、鶴嘴千本が飛び道具なので飛び道具系戦法も付与。
三人の中で一番強い男
三面拳の最後を飾るのは、三面拳最強の男、月光。三人中、一位だ。強豪と戦うことが多いので、その勝率は意外によくない。それゆえに、月光の戦いは名勝負が多い。
月光は辵家流拳法の使い手だ。主に棍を使う。棍という地味な武器ながら、魅力的で強力な技の数々を繰り出す。
そのひとつが、淤凛葡繻十六闘神の搴兜稜萃(ケンタウロス)戦でみせた秘術・無明察相翫。天空に放った物がどういうわけか、必ず相手の頭上におちてくる。
また、纏劾狙振弾(てんがいそしんだん)も魅力的だ。この技は、棍をゴルフクラブのようにして鉄球をうつ。ゴルフの開祖でおなじみの呉竜府が使ったとされている。(※民明書房)梁山泊十六傑・蒼傑戦では、これで弓術との遠距離勝負に勝利している。
とにかく強力な奥義が多い。
月光、”武勇” 、92。
三面拳では最高値。さすが三面拳最強。
“統率”をみてみる。
黒星の数も考慮。また、他の三面拳と同じく、天挑五輪大武會で一度死んでいるのもマイナスポイントか。
月光、”統率”、82。
三面拳の弱点 “知略”。
驚邏大四凶殺では、虎丸の大放屁をくらい刺青が浮き出るほど激昂し、我を失い敗北。これに反省したのか、二度と冷静さを欠くことはなくなった。
冥鳳島十六士・ラジャ・マハール戦では、知略をもってマハールの戦象をしとめるが、マハールにかけた計略を逆手にとられ敗北してしまった。
月光、”知略”、49。
雷電同様に民明書房の読者のようなので、マイナス1、
月光、”知略”、48。
戦法も、やはり「三矢訓」。棍を使えるので、長柄の戦法も付与。
関東豪学連総長
ついに登場、関東豪学連総長・伊達臣人。覇極流槍術の使い手で、口はわるめ。
”統率”
天挑五輪大武會では一号生筆頭の剣桃太郎を超える勝ち星をあげる。そのうえ、苦戦も少なく、相手を圧倒することが多い。
伊達、”統率”、95。
“武勇”
槍術は超一流。槍捌きでサイコロをつくる点鋲鹹のようなパフォーマンス技から、槍の回転で乱気流をおこす渦流天樓嵐のような大技まで幅広い。ただし、Jほどの火力はない。
伊達、”武勇”、93。
“知略”
伊達の強さの要因として頭のよさもある。三面拳のように、敵の計略にかかり窮地に陥ることがない。
伊達の”知略”プラスポイント
- 前戦の敵セティから不意打ちを受け身動きとれなくなるも、そのセティを身代わりにして脱出に成功する(ファラオスフィンクス・ホルス戦)
- ホルスの目潰し攻撃を受け視力を失うも、嗅覚を使い視力がないことを逆手にとって勝利する(ファラオスフィンクス・ホルス戦)
- 紫蘭の完全コピー技・千日颮鏡を、激昂したフリを装い、偽の奥義・宇呂惔瀦(うろやけぬま)を用い、千日颮鏡をやぶる(冥鳳島十六士・紫蘭戦)
猿と一勝一敗の雷電とはえらい差だ。
伊達、”知略”、85。
ただし、伊達もなにげに民明書房の読者なので、マイナス1。
伊達、”知略”、84。
戦法は、槍系戦法3つを付与。きれのある毒舌を用いるので「罵声」も。でも、男爵ディーノに気を遣うやさしさももっている
関東豪学連親衛隊長
関東豪学連のメジャーキャラクターはすべて登場してしまった。ここからはマイナーキャラクラー。まずは、関東豪学連の親衛隊長である森田大器。
男塾の愕怨祭に乱入し、桃たちと男塾命物・羅惧美偉(らぐびい)で戦った。鉄斧双鞭という鎖で繋がれた鉄球と斧を振り回す武術を使う。この鉄斧双鞭で冨樫とJを蹴散らしたが、桃には通じなかった。
統率、武勇ともに70くらい。
毒は飲まないという常人の思考をもっているので、知略は55くらい。
でも、頭に「忠義」と書いたり、「日米安保条約」というハチマキをしめたりと訳のわからない出で立ちを好んでいるので、マイナス5。結局知略は50。
愕怨祭あらし
最後は、肥満・辮髪・葉巻となかなかインパクトのある外見をした男。関東豪学連の先発として、男塾の愕怨祭をあらしたが名前は不明。やたら「先輩たちがくるまで」という言葉を発しているので、下っ端なのだろう。松尾に腕相撲で勝利した。
これで、関東豪学連の面々の能力付が終了。となると、いよいよ
出典:集英社/宮下あきら/魁!!男塾/コーエーテクモゲームス
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