【ムジナ】ガンさんが忍史史上最低の忍術を発動！百目鬼幻也斎の真意！アヤメのリアルな〇〇！【後編】

第４位！アヤメ！

そう、ゴキブリの妻であり、ムジナの母親だ。

ゴキブリが『鮟鱇の術』で非業の死をとげたことをシロベに聞かされたあやめは、単身首領の下に赴いた。

その目的は、

ゴキブリの仇討ち。

まったく強くない。

なので、手段は一つしかない。

色仕掛け。

それはこちらをご覧ください。

アヤメは色事の最中に首領を殺そうとするが、

くの一の仕込みも仕事である首領は超絶性技の持ち主であったため、肉体が思うように動かない。

そもそもその企みは首領にバレており、こう言われてしまった。

「だいたいおぬしのような年増女のしなびた肉体に本気で誑かされるわけなかろうが！！そんな物好きがいたらお目にかかりたいわ！」

あわれなアヤメは夫の仇討ちを果たせぬまま、首絞めフェチである首領の欲望の贄となった。

第３位！ヒコネ！

ここからは、ネタバレ注意にもなります。

めちゃくちゃあります！

卍の里でついにクーデターが勃発。

首謀者は首領の息子、陣内だ。

そうです。彼はまじめな性格の持ち主で、父である首領のやり方に疑問をもっていた。

そこで、ストライキを始めるが失敗。ついにクーデターという強硬手段におよんだ。

ヒコネはそれに参加した下忍の一人であり、里の娘と恋仲であった。

しかし、里の掟は娘たちに対し、首領の仕込みの選別が終わるまで交いを禁じていた。

それを破った娘は顔を焼かれ、相手のヒコネはチ〇ポを切断された。

しょうがないよ、作中の表現に従ってるだけだから。

これ見てよ。

ちなみに、元々チ〇ポは、小さい鉾（ほこ）→チ〇ポコ→チ〇ポらしいぞ。

間接的表現で使われてた言葉なのに、気づいたら直接的な言葉になってしまったんだよ。

なんでだよ！チ〇ポ切られたんだぞ！

男にとってこんな無残なことないだろ！ユキも顔を焼かれてるし。

クーデターの最中、首領に返り討ちにあった。頭部を輪切りにされたよ。

ちなみにユキの父である茂吉もクーデターに参加したけど、護衛の奥目衆にあっさりやられた。

これがまた強いんだよ。

奥目衆も強いんだけどね、首領の強さは図抜けてる。

第２位！百目鬼幻也斎！

そう、首領です。

ネタバレが続くよ。

陣内率いる革命軍『赤い牙』は、多くの犠牲者を出しつつも、

ついに首領と奥目衆を討ち取ることに成功したんだ。

幻也斎は今際の際に陣内とサジに真実をつげた、己は傀儡であり真の首領は他にいる、と。

その直後、幻也斎は真の首領の手下にとどめをさされた。

そう、里の劣悪な労働環境もすべては黒幕である真の首領のせいだった。

幻也斎は密かに独立を企んでおり、仕込んだ娘をくの一にした奥目衆を作ったり、財を隠し貯えたりと、心を鬼にして着々と力を蓄えていたんだ。

それは杞憂に終わる。

幻也斎が息を引き取った直後、陣内もまた同じ手の者にかかって殺されてしまった。

新首領はサジが担がれた。当然、真の首領の傀儡だ。

気づけば、雲組はムジナとサジだけになってしまった。

真の首領のサジに対する評価は、

「腕も立つし、野心もあるし、ズルさもあるし、セコさもあり、冷酷さも兼ね備え、威圧感も持っている。しかも、巨大な権力にはからきし弱い。」

で傀儡にぴったしだそうだ。

おまけにムジナを毛嫌いしており、冒頭からずっとムジナをいじめてる。

第１位の発表の前に、

惜しくもランクインできなかった者を発表するよお～。

それは、サジの母、オタカ！

そうです。

オタカは毎晩のように夜鷹の真似をし、多くの男と関係をもっていた。

それは里の人間みなが知っていることであり、サジもまた例外ではなかった。

しかし、オタカには目的があった。

オタカは過去に暴漢に襲わており、そのときに旦那の前で暴行を受け、その旦那も殺されていた。

そのときは覆面をしているからわからなかった。

偶然、人が現れたことで命拾いしたオタカは、とっさに暴漢の陰茎に歯で傷跡を残していた。

そう夫の仇を討つためだったのだ！！！

オタカはついにあのときの暴漢を発見、しかもその男は陣内ら殺した真の首領の手下でもあった！

ただ残念、オタカの仇討ちは成功せず返り討ちにあってしまった。その最後は苦痛に歪んだ悲惨なものだったよ。

チ〇ポじゃなくてヒコネね。

たしかに無残なんだけど、オタカは無駄死にではなかったんだよ。

仇の男の心身に傷をつけ後に男はこれで身を滅ぼす。

さらに死ぬ前サジに発破をかけ、これでサジが覚醒することになった。

苦しんだ最期だけど、息子に看取られたからね。

そこはアヤメとは大きく異なるかな。

ついに第１位！ガンさんの嫁！

ガンさんは陣内のストライキやクーデターに参加していたとはいえ、

たいして重要でない人物、ほぼモブキャラだった。

しかし、一連の事件で多くの忍びが亡くなると、調子に乗り始めた。

陣内が倒れサジが新首領に担がれると、他のモブ忍び二人と権力を手中に収めようと動き始めた。

三国志の十常時のようなもんよ。十常時と違うのは彼らにはチ〇ポがあった。

そんな中新首領の就任式が行われた。

サジはオタカの遺志を受け覚醒し、その場で黒幕の正体を暴いた。

黒幕はかなり腕が立ち孤軍奮闘したが、里のみんなでなんとか討ち取った。

黒幕を倒したと思ったガンさんはここで調子乗りのピークに達し、元首領の妾と乱痴気騒ぎを始めてしまった。

そう、黒幕は生きてたんだよ。

そして、黒幕は本当はある里の首領でもあり、莫大な数の手勢を保持していた。

その部下たちに、卍の里の根切りを命じた。つまり、皆殺しだ。

忍びの大軍は音を立てずに侵攻してきた。里の人間は静かに確実に屠られていた。

ガンさんの妻子にもその刀が振り落とされた。

けど、ガンさんの妻は女の身でありながら、我が娘を守るために鍬を片手に懸命に戦ったんだよ。

そのときのガンさんがこちら。

最期に「お、お父ちゃん…」と発して…

全裸で逆立ちし、下半身でジャンケンしてた。

こうして卍の里の人間のほとんどが根切りされてしまった。

もう呼び捨てになっちゃったね。

ガンさんらも当然皆殺し。ただ、ガンさんは他の二人と違って抵抗したよ。

意地なのかな？

全裸でにげまどい、切られる直前に失禁し、敵の顔に小便をかけた。

さらに逃げまどい、ケツを切られたときに糞をもらした。

そして、そのまま糞をブリブリと垂れ流しながらビョンビョンと跳ね回り、

「嫌だ～～」と泣き喚いた。

さらに、襲い掛かる敵の顔面に「おえーーっ」と吐しゃ物を吐きかけ、

居合わせた黒幕に襲いかかったところ切られてはてた。

黒幕は言った。

「ひょっとしたら、これがガンの最後の術だったのかもしれませんね」、と。

以上、『ムジナ』の無残キャラランキングでした！！！

こんな紹介ではそう思うのも無理はないね。

ただ、読了時には読んでよかったと必ず思える素晴らしい作品だよ。

是非、忍びの厳しさを味わってください。