バック・トゥ・ザ・ハイカーン!
今はなき廃刊雑誌をふりかろう!
久々ですね。
承認欲求強めのピーターパン以来ですか。
二葉の児童雑誌ね。
今回はこちらです。
これは、、、
成人漫画雑誌ですか?
司書房さんの『COMIC Bunny』です。
うわ~、絵柄に時代を感じますね~。
今、手元にあるのは、1993年に発売された号、約30年前だよ。
にしてはキレイですね。
ホントよ。
エロマンガなんてものは、基本グッシャグシャのカッピカピなものだからね。
それ河川敷に落ちてたやつでしょ。
では、見ていきましょう。
廃刊どころか倒産
コミックバニーは、もともとコミックドルフィンの増刊号として創刊。
現在では、コミックドルフィンともども廃刊している。
エロ漫画雑誌って、結構○○の増刊というのがありましたよね。
当時は、そんなの何にも気にせず見てたけどね。
ちなみに、出版社の司書房は桃園書房の子会社であり、親子ともども倒産している。
廃刊どころか倒産なんですね。
さみしいもんだよ。
でも、エロ漫画雑誌を読んでたときに、いちいち出版社を気にしてました?
なんとなく好きな雑誌はあったけど、正直出版社までは把握してなかった。そこが通常の漫画雑誌と違うね。
『漫画ローレンス』がどこの出版社かわからないしね。
ローレンスって、めっちゃ濃い劇画雑誌ですよね?
場外馬券場とかにいるオッサンが読んでるやつ。
昔、満員の通勤電車の中でローレンス読んでるおじさん見たけどね。
通勤電車でローレンス!?そんな続きが気になる作品あったんですかね?
電車の中でローレンスは、学生が罰ゲームでやるようなことですよ。
でも、高校の同級生で一人ローレンスファンがいたよ。やはり一目置かれてたね。
高校生でローレンスは早いですね。
てか、ローレンスの話になってますよ!
そうだ!今回はバニーだった!
ちなみに、ローレンスも現在休刊中みたいです。
ボリュームがありすぎる髪
当時、読んだことあるんですか?
あるよ。サブスクしてた友だちがいて、借りた記憶がある。
だから、この作品とかうっすら覚えてるよ。
『美少女闘士メガバトラ―』。
闘士と書いてガーディアンって読むからね。
初見殺しですね。
しかし懐かしいな、この目!
昔はこのタイプの目が結構ありましたよね。
その時代によって、流行る”目”があるね。
あと、こちら。
美人教師にエロ本見つかる男子学生ってとこですか。
なんかコミカルでいいですね。
しかし、髪のボリュームがすごいな。
当時の日本は、髪にボリュームがあればあるほど魅力だったんだよ。
兵藤ゆきさんの時代ですね。
パラパラ見てると、結構怖い作品もあるね。
ほのぼの系漫画っぽいですけど、怖いんですか?
この女の子二人は軍人でね。
このポップな感じで、捕虜に性的いたずらするんだけど…。
舞台がベトナム戦争なのと、
いたずらの仕方が、ちょっと丸尾末広入っているのよ。
それはヤバそうですね。
他にこんなのもある。
うわ~、『三国志F』みたいですね。
現代に潜む鬼を退治する物語でエロスは薄め。
普通の青年漫画雑誌に掲載されていてもよさそうなお話。
昔のエロ漫画雑誌って、エロくない作品とか企画が結構ありましたよね。
僕はとばしてましたけど。
そうなのよ。
実際、このバニーでも無エロの企画がいくつかあるのよ。
成人漫画雑誌のガン特集
エロ雑誌における無エロ企画、まずこちら。
『Grouch Gun Connection』、毎回銃を一丁紹介する企画だ。
この号では、『レミントン・ダブルバレルデリンジャー』という西部の銃を紹介しているね。
全然わかんないですね。
記事によると、『デリンジャー』という銃は、新ルパン三世のオープニングで峰不二子が持っている銃らしい。
不二子はその『デリンジャー』のカートリッジに口紅を装填するんだけど、口紅が入るほどの口径の『デリンジャー』はありえないらしい。撃ったら吹っ飛ぶんだって。
ガンマニア以外は置いてけぼりですね。
次号は「グアム射撃ツアー」だってさ。
エロ漫画雑誌の白黒1パージなのにそこまでやるの!?
お金かけすぎでしょ。だから廃刊したんですよ。
つうか、このかわいい女の子は内容とまったく関係ないんですね。
この女の子はイラストレーター司淳さんの作品。
司淳さんといえば、かつてゲーセンで一斉風靡した脱衣麻雀『対戦ホットギミック』。
あのイラストの人ですか!
あのゲームやったなあ。
“N”ボタン連打で脱衣させられるんですよね。
そう!めちゃくちゃ連打したよ。
”N”ボタンが、Nuclear weapon の”N”だとしても連打したよ。
友達といるときは猛打しましたけど、一人のときはちょっと恥ずかしいんですよね。
身体全体で「あぁあ、だりぃ」って雰囲気を出しながら、指だけは光速で動かしてたね。
ネットのご先祖・パソコン通信
他に『電脳技研』というPCソフトの紹介コーナーもあるね。
エロゲーですか?
いや、戦闘機のシミュレーターだ。
シミュレーターですか。
1993年って家庭用ゲームはまだスーファミですよね?
PCゲームはすでにそんなことやってたんですね。
ポリゴンって書いてあるね。
ポリゴンを世に広めた『バーチャファイター』の稼働年も1993年。プレステやサターンといった次世代機が登場するのが翌年の1994年だ。
ゲームが新しい時代に移る時だったんですね。
このときは、ネットってあったんですか?
その答えになりそうなこんなコーナーがあるよ。
『ドルフィンネット』、パソコン通信による掲示板だ。
パソコン通信!
ネットのアダム!
URLじゃなくてアクセス電話番号なんだね。
『車とバイク』、『GAME』、『コンピューター』、ネット掲示板の形がもうできてますね。
オフ会の呼びかけまでありますし。
『コミケ情報』、『同人誌、同人ソフト』のフォーラムもあるよ。
どこが一番盛り上がってたんだろう?
スポーツがあれば、一番盛り上がりそうですけどね。
そこは成人漫画雑誌、スポーツ関連のフォーラムはなし。
となると、『オンラインゲームフリートーク』かね。
盛り上がりそう!
てか、パソコン通信の時代にオンラインゲームあったんだ!
電話代死にそう。富豪の遊びだよ。
伝説のハガキ職人・三峯徹と三峯ほおる
読者の投降コーナーを見てみようか。
イラストの投稿とかですよね。
僕はとばしてましたけど。
バニーにもイラスト投稿コーナーがあるんだけどさ。
触れておきたいのはこちらよ。
この方、ご存知?
by徹って書いてありますね。徹さん?
いやぁ、知らないですねえ。
三峯徹さん。
数十年にわたり成人漫画雑誌にイラストを投稿し続ける伝説のはがき職人。
全盛期の月の投降量は100を超えていたという。
化け物ですね!
今も現役なんですか?
Wiki 見ると…
Wiki あるの!?
Wiki あるね。
2013年に大人のおもちゃ『三峯ほおる』に携わってるね。
すげえ!三峯ほおる。
学生時代に同級生と三峯さんの話をしたのを覚えてるよ。
「この人、どの雑誌にもいない?」って。
正直、うまくはないですよね。
そうなのよ。
ただ、この粘度の強いねっとりとした画風のせいで、一度見ると大脳皮質の凹凸にしみ込んで来て忘れられないんだよ。
確かに、触手感ありますね。
Wiki には、こんなことまで書かれてるよ。
金平守人の『エロ漫の星』(『ヤングコミック』2008年5月号掲載)の中で、同人誌とエロ漫画界におけるヒエラルキーの描写において、ピラミッドの頂点の上に別次元として三峯の名前が記されているなど、その認知度は高い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%AF%E5%BE%B9
ピラミッドの上の別次元。もう超越した存在なんですね。
タモリ俱楽部にも出演したみたいだしね。
すごいなあ。
でも、唯一無二ですもんね。
いや、本当にすごいよ。
先ほどの作品は、その鳳凰の雛の時の作品でした。
エレガンス
最後に、広告も見ておこうか。
いいですね。
何の募集かよくわかりませんけど、
たぶん、たまに電柱に貼ってあるやつですよね。
お金持ちの女性をお相手する仕事。
99パーセント詐欺っていうね。
99パーセントなんですか。
時間よ止まれシリーズも99パーセント嘘って言いますよね。
この1パーセントが厄介よ。
それで釣られてしまうんだから。
この『エレガンス東京』ってのは、今でもあるんですかね?
検索したら、銀座のメガネ屋さんが出てきたよ。
正統なエレガンスですね。
擬音名人募集
そして、この時代といえば、ダイヤルQ2よ。
0990って昔はよく見たなあ。
スカトロのダイヤルQ2ありますよ!
これ、電話でどう表現するんですかね。
そこは擬音名人が口で排出音を再現するんでしょ。
ライブでやるの?録音したものじゃなくて?
ただ録音したものを流すだけじゃ味気ないでしょ。
女の人とのトークもあったりするんじゃないの?
つまり、トーク担当の女の人と、擬音名人が二人一組なんだよ。
それだと、擬音名人もたくさん必要でしょ。
だから、エレガンス東京で募集かけてるんだよ。
あれ、擬音名人の募集だったのか!
mangeman
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