第一話をよんでみたーーー!
漫画の第一話だけを読んで語ってみよう!
久々ですね。
『金剛番長』以来ですか。
今回は、前回でも触れた『ジャイアント台風』!
ご存知ジャイアント馬場さんの伝記的作品です!
あれ、ホントなんですか?
全身にバーベルつけられて、ハチの巣ぶん投げられるって。
真実は誰にもわからないけど、
『ジャイアント台風』に書いてあるなら史実でしょ。
三国志みたいですねえ。
では、見ていきましょう!
ここからは敬称略しますので、よろしくお願いします。
力道山師匠の狂気の特訓
ジャイアント馬場、本名馬場正平。
新潟県三条市生まれ。三条実業高校野球部のピッチャー。
甲子園地区大会の活躍が認められ、巨人に入団した。
元野球選手だったんですよねえ。
二軍で着実に実績を重ねていたが脳腫瘍を患う。
手術は成功するも戦力外通告、他球団テストを受けていたが、
銭湯ですっころび、右腕を20針を縫う大けがを負ってしまった。
ピッチャーの大事な腕が…。
途方に暮れている所、たまたま入ったラーメン屋のテレビで、
力道山のプロレスを観戦し、リキ・プロレスリングジムの門戸を叩く。
入門を認められたが、初日から派手な歓迎パーティを受けてしまった。
ハチ地獄ですね。
あれは新人イジメをしたいわけではなかった。
「プロレスはつねに死に物狂いでなければならないスポーツ」、
「死に物狂いになればなんでもできる」、
そういったメッセージだった。
しかし、ホントなんですかねえ。
ハチの巣なんてあります?
ここで作中にこう記されています。
この入門初日の地獄のしごきも これからのべることも すべて実話そのままである
ジャイアント馬場が血と汗と涙でつづった事実のすさまじさには
なまじの作り話などいらないと信じるからだ
講談社/高森朝雄・辻なおき/ジャイアント台風
疑って、すみませんでした。
でも、違うやり方あったでしょ…。
師匠の力道山は、馬場の下半身を鍛えるとこから始めた。
馬場の巨体を支える下半身にしては貧弱だと考えたからだ。
始めは日に200回の屈伸運動、それをこなすと300、さらに400。
最終的に馬場は日に1000回の屈伸をこなせるようになった。
ちゃんとした特訓もするんですね!
そうよ。これがのちの『16文キック』の土台となる。
また力道山は馬場に、巡業の間ずっとバーベルをもって行動しろと命じた。
悟空と一緒だ!
『ドラゴンボール』でも悟空は重りつけてましたね!
当時、馬場は外国人レスラーの付き人をしていた。
馬場はその荷物も持たなければならなかった。
なので、
バーベルが思ってたのと違う!!!
外国人レスターの荷物が多すぎんだよね。
ホントですよ!
バーベルなくても十分でしょ!
むしろ、バーベルのおかげで持ちやすくなったよ。
師匠がなんとも言えない顔で見てますよ。
列車の座席に座り、馬場がバーベルを下すと、師匠のげんこつが飛んできた。
「ずっともっておれといったぞ」
馬場がバーベルを膝の上にのせると、
「ひざにのせては腕の鍛錬にならん!立ってもちあげていろ!!」
ええ~!!!
こうして馬場は、
移動中の列車内でもバーベルを持って立ち続けていた。
迷惑だなあ~、危ないし。
怪人、巨人、原始怪獣
こうした厳しい特訓に耐えた馬場は、ついにリングに立つ。
連勝を重ね、ワールドリーグ戦でも好成績を残すと、
力道山からアメリカ遠征を命じられた。
海外遠征はスターレスラーへの第一歩ですもんね。
その通り!馬場はマンモス鈴木と共に本場アメリカへ渡った。
マンモス鈴木!?
マンモス鈴木です。
マンモス鈴木でビックリしてる場合じゃないよ。
アメリカプロレスは原始怪獣がひしめきあっているからね。
原始怪獣…。
馬場のアメリカデビュー戦となる会場に控室には怪人がひしめきあっていた。
奇怪な仏像に祈りをささげる蒙古人大男、
血の滴る生肉をむさぼる原始人山男、
ビンを腕にはさんで割り続けるフランケンシュタイン。
控室ですよね?
なんというか、もう始めてるんですか?
リング上のパフォーマンスじゃないんですか?
パフォーマンス?
世界中の原始怪獣が集まってるんだよ!
原始怪獣って…。
こんなヤツもいるよ。
チラ見!!!
メッチャ周り意識してる!!!
恐ろしすぎる『死の手術台』
馬場のアメリカ一戦目は、タッグマッチだった。
タッグパートナーは、スカルチーフというネイティブアメリカン風レスラー。
対戦相手だけでなく、観客、タッグパートナーすべてが馬場の敵だった。
タッグパートナーも敵!
とんでもないアウェイですね。
対戦相手は、マスク・メディックス!
覆面医者レスラーコンビだ。
医者?強いんですか?
怖いですよ~。
健康な人間をぶち壊す、地獄の医者コンビ!
当時ロサンゼルスで無敵を誇っていたという。
なにやってんの!?
聴診器で健康をチェックしてるんだよ。
試合中でしょ!?馬場さんキョトンとしてるよ!
健康だったらなんだってのいうのさ!
健康だったらブチ壊すんだよ!!!
地獄の医者コンビだからね!!!
こんな奴ら絶対に怖くないでしょ。
怖いよ。聴診器で首絞めてくるから。
それは怖いですね。
ちゃんと聴診器を使えるじゃないですか!
ん?どっちが正しいんだ?
最も恐ろしいのは、
ツープラトン技の『死の手術台』だ!
死の…手術台…。
馬場は仰向けにされ、一人が馬場の上半身にまたがる。
身動きできない馬場は、まさに手術台のごとし!
そして、もう一人が馬場のボディに、ニードロップを浴びせる!
痛そうですね。
でも、手術要素は弱いですね。
手術台ってのもちょっと強引だし。
いや、上半身を抑えてる男が、
馬場の腹部に手術をするんだ!
これなんですか?
手術だ。
便秘に効くマッサージでは?
手術だよ。
なんとかこの危機から逃れた馬場、
しかし、もう一度あの『死の手術』をくらったら、
次こそは、本当の、死…。
いや、ウンチが出るだけですよ。
馬場は現状打破のため、冷静に状況を分析した。
こいつらは試合のかけひきも 手術も ぽっとでのおれにはるかにまさる
おれがまさるのは巨体だけ…
手術!!!
馬場は冷静になって、己の手術が相手に劣ると分析したんだ!
冷静になってない!!!
相手のも手術じゃないから!!!
そして、己の巨体を支えているものは、何か?
足だ!
こうして、『16文キック』が誕生した。
ここで生まれたんかい!16文キック!
手術に全部もってかれましたよ。
生兵法は怪我の元。
ここで張り合って、手術に走ってたら、
後のジャイアント馬場はなかっただろうね。
そこで手術を選択する人間はいないですよ。
人食い熊と続・力道山師匠の狂気の特訓
ネタバレになっちゃうけど、
少し先の話にも触れます。
第二章『ニューヨークの』に登場する、
人食い熊ことブラック・ベア・ガレント!
人喰い熊!
熊殺しはいましたよね。
熊殺しや牛殺しはあくまで、熊や牛を倒した人間だ。
人喰い熊はもう熊サイドだ。赤カブトみたいもんだ。
そういうことですよね。
これは怖そうだなあ。
ちょっとだけ見てみよう。
お願いします!
…、
”見るからにものすごいやつ”と書かれてるね。
いや、その通りなんですけど…、
思ったのと違いますね…。
なにが違うのかわかりませんけど。
ネバーランドで一人だけ成長しちゃった子。
「話と違う!」って。
さらに、第三章では力道山師匠と再会!
あの地獄の特訓がニューヨークで再び!
師匠が来るんだ。
また頭のおかしいことやらされそうですね。
ちょっとさわりだけ。
なにこれ!!!
バッファローの角に、グローブつけてる!
亀田牛だ。
力道山師匠曰く、
「アメリカの一流ボクサーなら一度はやっとる特訓だ!」
ホントかよ!!!
また師匠は馬場を日の出間近の早朝のニューヨークに連れ出した。
そして、軽いジョギングをすますと、
馬場にマンホールのふたを開けさせた。
マンホール?
下は下水ですよね。
中に入るんですか?
師匠は、マンホールをまたぐように、馬場にブリッジをさせた。
そして、その上で何度もジャンプを行った。
馬場のブリッジが崩れると、二人はそろってニューヨークの地下に埋もれてしまう。
また頭のおかしな特訓を…。
もちろん、馬場が憎くてやっているわけではない。
再度、「死に物狂い」の力を教えるだめだ。
ちょうど、その時朝日が昇り、この美しき師弟の姿を金色に変えた。
なんじゃこりゃ!!!
未だかつて、こんなにも美しい立て膝を見たことがあるかい?
こんな狂った朝日をはじめて見ましたよ。
まぁ、気になったら、ぜひご自分で読んでみてください。
めちゃくちゃ気になりましたよ!
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mangeman
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