【検証】なぜSCRAP三太夫は打ち切りになったのか。【謎のウォーズマン ウンコバズーカ】

徹底討論！

なぜSCRAP三太夫（スクラップさんだゆう）は打ち切りになったのか！

あんな小気味よいギャグに溢れてたのに、なぜ打ち切りになってしまったのか。

不思議でしょうがないのよ。

たまたまだよ。

じゃあ、早速見ていきましょう。

『スクラップ三太夫』は、東京我楽多シティのロボット警備隊（ROK）で働くロボット警官三太夫の物語だ。

数ある魅力の一つとしてあげられるのが、多彩で魅力的な必殺技の数々だ。

三太夫の必殺技といえば、何が浮かぶ？

そうですね、まずは『ウンコマシンガン』だね。

他は？

『ジェット小便』な！

まぁ、『ウンコバズーカ』ってのは別にあるけどな。

他にも、『オナラマシンガン』ってのもあるし。

なに？『オナラマシンガン』が好みなの？

つっても、スクラップ三太夫はギャグ漫画でもあるから。

これはギャグパートよ。

三太夫は、伝説の柔術家・姿サンタローが遺した柔道着を着ると、サンタローの技をすべて使えるようになる。

まずは、『二本背負い投げ』。

『二本背負い投げ』が破られて、新たに披露した『波しぶき岩砕き投げ』とかね。

でも、そんな感じよ。

三太夫版キン肉ドライバー。ダメージを負う箇所も近いしね。

この技を披露したショーベン・チビリ戦では、他にも『サンタロー極意竜巻投げ』や…、

『サンタロー極意竜巻投げ』や…、

ショーベン・チビリよ。

ショーベン・タラシの遺志を継いだショーベン・チビリよ。

サンボの達人、ショーベン・タラシよ！彼らには後でふれるよ。

ショーベン戦では、『サンタロー極意竜巻投げ』や『乱舞水車落とし』など多彩な技が披露されてるんだよ。

特に『乱舞水車落とし』は、バッファローマンの『超人十字架落とし』に似ていてかっこいい。

じゃあ、つぎはライバルについて見ていきましょう。

三太夫の最大のライバルといえば、先にもあげたショーベン・チビリ。

三太夫が史上最強の柔術家・姿サンタローの技を引き継いでいるのなら、ショーベン・チビリはサンボの達人であるショーベン・タラシの技を引き継いでいる。

三太夫対ショーベン・チビリというのは、姿サンシロー対ショーベン・タラシの代理戦争でもある。

日本人的にはね。でも、ロシア的にはそうでもないでしょ。

姿サンタローは、生前終始バケツを背負っていたって話覚えてる？

一方、ショーベン・タラシは、常に便器を背負ってた。

試合のあとは、それで用を足していたという。

倒れてる人も「えっ！ナニしてんの！？」って思ってるよね。

この便器でできたロボットが、ショーベン・チビリというわけ。

便器だけじゃなく、ショーベン・タラシのサンボの技をすべて引き継いでます。

たしかに、ふざけた設定に感じるかもしれないけど、ショーベン・チビリの技もかっこいい。

『二本背負い投げ』をやぶった『地獄風車』や『飛行機投げ』とかね。

ちなみに、この戦いで『オナラマシンガン』が放たれてるよ。

ただ、まぁ、このぐらいかな。見栄えのいい技は。

ガチガチの戦いは、このショーベン・チビリ戦とボクサマン戦ぐらいだからね。

もし続いてたら、もっと披露されてたと思うよ。

ショーベン・チビリ以外にも個性豊かなキャラクターたちが登場します。

すでに、第一話でロボット警備隊の同僚が登場しました。

それ以外にも、ロボット警備隊のロボットは出てきます。

それが、本場アメリカからやってきたこのロボットです。

そう、キング・オブ・ポップな容姿を持つこのロボット警官の名は、

マイケル！

ニューヨークROKから来た、

マイケル！

そもそもさっきから口にしてるマイケル・ジャクソンとやらがよくわかんないです。

マイケルはこう言ってるよ。

マイケル・ジャクソンがウンコマシンガンなんか見てるわけないだろ！

考えてモノ言えよ！

結局、この過激なマイケルは、三太夫のおかげで考えを改めます。

他にこんなロボットも出てきます。

強力なパンチが売りな強盗ロボット『ボクサマン』！

違います。『ボクサマン』！

ノックアウト強盗ロボット、『ボクサマン』！

そして、最後はこのロボット。

『バトルマン』！

『バトルマン』もロボット警官。

どんな凶悪犯を追うときでも銃はもたない主義の『バトルマン』！

違うよ。

『バトルマン』！

もう隠し通せないか。

そう、バトルマンとは仮の名、その正体は正義超人ウォーズマン！

一緒になった。交わり出した。

ウォーズマンの登場回は、最終回の一つ前と最終回。

だから、もう打ち切りが決まってたんだろうね。

急に黄金のマスクとか、キン肉マン要素がたくさん出てきたよ。

最終回の最後のページ、スクラップ三太夫の最後の最後よ。

「ありがとうウォーズマン、ロボットに生まれてよかったでゴワス！」っつって終わったよ。

ドラゴンボールが、ありがとうガッチャン！っつって終わらないもんね。

ただ、楽しいですけどね。

上のとおり、ウォーズマンが腐ってるんだけど、そこから輝きを取り戻すんだよ。

ギャグにも触れておこうか。

あれ？

もしかして、『スクラップ三太夫』の笑いがウンコマシンガンとかだけだと思ってる？

ああいう子どもっぽいのがすべてだと思っちゃった？

んなわけないじゃーん！

なんか、ごめんね。誤解させるようことしちゃって～。

ここからは、大人が楽しめる大人の笑いを紹介しましょう。

『S級ライセンスロボット裁判』

というイベントが開催されることになりましたね。

S級なんて名はついてますが、

実態は出来の悪いロボット同士が競うサバイバルイベントです。

もっとざっくり言うと、三太夫版『超人オリンピック』ですね。

そうです。もちろん他にも様々ななロボットが出場します。

そのひとつが、羅修彎（らしゅわん）です。

サイのような外見に獰猛な性格を併せ持ったロボットです。

こわいですよお。

『S級ライセンスロボット裁判』では脚力試験がありました。

試験とはいいますが、中身はめちゃくちゃのもの。べルトコンベアーの上を走らされ、脚力が遅いとメカ・ジョーズに食べられるという。

この試験で、三太夫は羅修彎に邪魔をされてしまいました。

そしてまさにメカ・ジョーズの餌食となる直前、

三太夫は藁にも縋る思いで手を伸ばした。

その手が、つかんだものが…、

羅修彎のメカ男根。

さすがの羅修彎もたまらない。

「ごわーっ、チ、チンポコつかむなーっ！！」

と絶叫をあげる！

実はこの羅修彎、読み切りのときにも登場していたんだよ。

しかもROK所属、つまり三太夫の同僚だ。

ROKのアレンなんて、羅修彎“先輩”なんて呼んでるんだよ。

見ての通り、羅修彎のメカ男根がドコーンってなって、

アレンがすかさず、

「羅修彎先輩はピチピチギャルを見ると、股間が素直に反応しちゃうだからー」

なんて言っちゃって。

この羅修彎が悪いロボットになっちゃってね。

三太夫は戦うんだけど『二本背負い投げ』も破られて大ピンチ！

打つ手がない三太夫はたまらず、あそこに手をのばす。

そう、羅修彎のメカ男根。

幸運なことに、

羅修彎のメカ男根が本能的に飛び出てたんだよね。

ピコーンつってね。

三太夫は、このおっ勃ったメカ男根をつかんで、

『オチンチン背負い投げー！』

『オチンチン背負い投げー！』

ちょくちょく笑ってたでしょ？

で、どうでした？

何が原因で打ち切りになったと思います？

令和版『SCRAP三太夫』ね。

読み切りでもいいからどこかで見たいね。

嫌なニュースが多くて、人々が攻撃的になりがちな今だからこそ、三太夫が必要かもしれないね。