モンキーピークの恐るべき魔猿について語る！早乙女稜に襲い掛かる悪夢！ブルーノと夜叉猿も！【第一話感想】

『第一話をよんでみた！』

漫画の第一話だけに触れて語ろうよと。

「これでいいのだ」ね。

マジメすぎる日本人に一番必要なものかもね。

出てこなかったね。

レレレも本官も出てこなかった。

さて、今回はこちらです。

『モンキーピーク』です。

山登りを舞台としたサバイバルホラーです。

そのとおりよ。

それなのに、さらにホラー的サバイバルも加わった作品です。

ホント地獄よ。

偏平足と高所恐怖症と各種虫アレルギーを持っている身としては、これほどの苛酷な環境はないよ。なんなら懲役のほうがましよ。

『軍鶏』の成嶋亮みたく同部屋にマサがいたら終わりだもんな。

どっちも嫌だわ。

『モンキーピーク』ね。

アナル置けてないよ。

まぁいいや、

では『モンキーピーク』の第一話を触れてみましょう！

主人公は、藤谷製薬の営業課に勤める早乙女稜。

営業成績は断トツ最下位で、集団になじむことが苦手な若手男性社員だ。

ただガタイはいいけどね。バカ力だけが取り柄と言われるぐらいだから。

顔も悪くない。

冒頭は、この早乙女と父との過去のワンシーンが描かれている。

その体験が早乙女を不器用な人間にしてしまった。

で、８年後の現在。

早乙女は、藤谷製薬の登山イベントの真っただ中にいた。

そう。

総勢約40人ぐらいでの山登りイベントだ。

土日だったら最悪だよ。

もしかしたら、有休を無理やり消化させられるのかもね。

社長が言うには、

藤谷製薬は大変苦しい状況にあり変革を求められているので、団結が必要だと。

完全に体育会系だね。

ポロシャツ着たラガーマン体型の人。

ポロなんてこの世界でやってるヤツいないだろ！

あの棒どこで売ってるかわかんないし！誰もルール知らないし！

たしかに。

いや、フォルクスワーゲンのポロの試乗レポートばっかりよ！

だから、誰もポロなんてやってないんだよ。

とにかく、山登りに関しては社員からも不満たらたらよ。

とにかく、山登りに関しては社員からも不満タラタラだったわけよ。

そうなのよ。

薬害起こして、船、山のぼる、よ。

後の話でわかるけど、実施は諸々の処理を終えての山登りよ。

この社長も後任だしね。

そういうことです。

そこよ。

慣れ親しんだチームならまだしも、寄せ集めのメンバーで団結するかって話よ。

この藤谷製薬のメンバーで山登りの経験があるのは、長谷川部長。

いい言葉だよなあ。

登山歴ゼロだけど、今後使っていきたいよ。

「山をなめるな」。

部長曰く、

世界で一番の死者を出している山は、谷川岳。その数、805名。

エベレストの637名をしのぐ死者数だ。

世界で二番目に死者を出している岩砕山だ。

予定の山は、その岩砕山の手前のしらび山だった。

それでも、死者が出ている山だからそれなりに険しい。

こちらは開発の岡島くん。

それが主人公の早乙女。

岡島くんが早々にバテたので、彼の荷物を持ってあげている。

そうなのよ。当然、苛立ちがうまれる。

まずは班長のこの方。

佐藤班長は美人だけど厳しいんだよ。

それに、向上心というか承認欲求がちょっと強くてね。

この山登りでも経験豊かな部長に、何かとかみつく。

他にもこの班には、南ってのもいる。

岡島落下シーンで後ろにいた色黒の男だ。

この南が、第一話で発した早乙女に関する言葉がこちら。

「役立たずの早乙女が初めて役に立つチャンス」

「営業成績断トツ最下位、へへ」

「バカ力しか取りえがないんですから、こーいう

時に働かせましょうよ」

「落ちたら下で受け止めてやるから！早乙女が！」

職場にこんな先輩がいたら終わりだよ。

よく「三年は続けろ」とか聞くけどさ、

よほど、やりたい仕事じゃなければ、こんな人のいる職場はすぐ辞めたほうがいいよね。

これで病んだら元も子もない。

残念ながら死なないね。

さっきの岡島くんもあの落下で死んでないからね。

そう、間一髪助けられた。

彼を救ったのが、早乙女の同期の宮田。早乙女のよき理解者だ。

営業の上司にあたる氷室ってのに騙された。

さっき、薬害がどうのでブーブー言っていたあのメガネだ。

さすがに、登山歴ゼロでも、そのヤバさはわかるよ。

実際、この先それが原因で宮田は窮地に陥る。

ネタバレするけど、団結無理です。

ただ、この性格の悪い連中によって、『モンキーピーク』という作品に引き込まれていくんだよね。

今度、むかつくキャラクターランキングを発表するよ。

さて、無事にしらび山の頂上にたどり着いた一行は、テントで一夜を過ごす。

岡島のいびきで眠れない早乙女は、物音と悲鳴に気づき外にでる。

そこにいたのが、

そう、しかもナタを持ったね。

この化け物が去ったあと、そこには無残に切り刻まれた社員らの姿があった。

ここから、残った36名によるサバイバルがはじまる。

第二話で、長谷川部長より岩砕山にある魔猿の伝説が語られる。

ちなみに、この岩砕山やしらび山は架空の山ね。しらび平ってのはあるみたいだけどね。

『盤流氷』がある北海道の山ね。

で、

この魔猿の正体はなんなのか？というミステリー要素もあるわけよ。

ブルーノね。人間の顔面を生きたまま食べたチンパンジー。

ブルーノのスペック聞いたことある？

180cmの90kgだってよ。

しかも、群れを率いる統率力と、保護区の電気柵を開錠できる知能も併せ持ち、さらに優れた投石能力まであったという。

ホントそうなのよ。

あの襲撃は、ブルーノ単体でなく群れで行われたんだってね。

恐怖でしかないよ。

ただ、白人より黒人のほうがひどい目にあったとのこと。

チンパンジーたちは、幼少期のとき人間からひどい扱いを受けていたから。

そのときの人間というのが黒人。

彼らは復讐を行ったんだ。

しかも、それを群れで共有できてるのがすごいよ。

現在も逃亡中とのこと。

３年程前、インドで２匹の猿が捕まった。

彼らは、なんと約250匹の犬を殺戮していたとのこと。

木の上などの高所に引っ張り上げ、そこから落下させてたらしい。

執着が強いよね。

それもそのはず、猿たちは我が子を犬の群れに殺されていたんだ。

知能が高いんだよ。

いや、日本だって夜叉猿いるし！

そう、あの巨体で知れた安藤さんが腸を引きずりだされたんだよ。

「あンギャええええ～ッッ、刃牙ィィたすけてくれェェッッ」つって。

そう。でも、安藤さんは月の輪熊なら拳で倒せるんだぞ。

夜叉猿が強すぎるんだよ。

そりゃ、勇次郎とかに比べたらさあ。

おっと、今回は『モンキーピーク』だった。

つまり、そんな猿がいてもおかしくないよってことよ。