最も地味な白銀聖闘士（シルバーセイント）ついに決定！魔鈴さんやうっかり全裸のミスティはいかに？【前編】

ネットフリックスの聖闘士星矢観た？

いや、観てないのよ。だって、瞬が女の子になっちゃったんでしょ。

ポリコレここに極まれりだよ。

ところで、聖闘士星矢の青銅聖闘士（ブロンズセイント）ってどれだけ知ってる？

覚え方に統一性がないけど、一応主要メンバーは全員知っているんだ。

檄は？ベアの檄。

ハンギングベアーの檄だよ。怪力の持ち主の。タックルは1403KGWを超えるよ！

黄金聖闘士（ゴールドセイント）で知ってるのは誰？

アルデバランいいよね。じゃあ白銀聖闘士（シルバーセイント）は？。

白銀聖闘士（シルバーセイント）はとにかく地味。

一応その実力はブロンズのはるか上。神と虫けらほどの差がある。ってことになってる。

打撃速度についてもブロンズがマッハ１ならば、シルバーはマッハ２からマッハ５。ってことになってる。

それでも黄金聖闘士と比べてしまうとかなり格落ち。やっぱり地味な印象がぬぐえない。

一番地味なヤツ！？

難しい質問ね。地味なやつだらけだからね。

今日はそれをやってこうか。

一番地味なシルバーセイントは誰だ！？

まず真っ先に除外にしなきゃいけない人はいる。

鷲星座（イーグル）の魔鈴さん。

白銀聖闘士の中には、ブロンズの教育係を請け負う者もいて、魔鈴さんは

星矢のお師匠さんだ。

女性聖闘士は掟によって、マスクをかぶらなければならないんだよね。

白銀聖闘士編では、星矢ら青銅聖闘士の誅殺の任を負った白銀聖闘士

魔鈴さんもその任を負った一人だった。

しかし、星矢を守るために彼女は白銀聖闘士を裏切る。

ちなみに、魔鈴さんが聖闘士になったのは、生きわかれになった弟をさがすためだ。

そして、星矢の目的もまた、はなればなれになった姉をさがすためだ。

ただ、そのことに白銀聖闘士たちが気づいてしまった。

ある白銀聖闘士が星矢にそれを話す。

それ以降、彼らは姉弟として会うことはなくなってしまった。

いや、ただの勘違い。姉弟じゃなかった。

この魔鈴さんのライバルが蛇遣い星座（オピュクス）のシャイナさん。あのカシオスのお師匠さんである女性聖闘士だ。

星矢とペガサスのクロスをあらそったジャイアンみたいな子よ。

もうちょい似合いそうなクロスを狙ったほうが、よかったんじゃないかな、っていう子。

カシオスが星矢に敗れたこともあって、シャイナさんは星矢にはとにかくきつい。そして姉御口調。

シャイナさんも常にマスク。けど、星矢との戦いでマスクを割られて素顔を見られてしまう。

掟では、素顔を見られた場合、その相手を殺さなければならない。

もしくは、愛さなければならない。

シャイナさんは、星矢を愛することを選ぶ。それがかなわぬと知りつつも。

このご時世、外はマスク女子だらけだけど、あれは聖闘士の掟じゃないから！

この師匠枠のシルバーセイントたちは、最も地味なシルバーセイントとはならないだろうね。

師匠枠でいうと、他に瞬のお師匠であるケフェウス星座のダイダロスがいる。

ほとんど話には出てこないけど、ダイダロスは反教皇と目されてしまい、教皇の命を受けた黄金聖闘士アフロディーテによって誅殺された。

ケフェウス座のケフェウスというのもエチオピア王からきてるみたいよ。

それもかっこいいしね。

先の三人は、星矢たちとの関係性によって除外してきたけど、実力で除外するべき聖闘士がいる。

内容を入力してください。

琴座（ライラ）のオルフェ。実力は白銀聖闘士のなかでも群をぬいており、伝説といわれている聖闘士。ハーデス編では、天獣星スフィンクスのファラオに勝利した。

オルフェという名は、ギリシャ神話のオルフェウスから来ていて、

オルフェウスの死んだ妻を生き返らせるために冥界におもむいたエピソードを、作中でもそのまま受け継いでいる。

地味どころではないね。オルフェも除外。

本番はここからだ。

まずは、蜥蜴星座（リザド）のミスティ。とかげ座だ。

青銅聖闘士誅殺の命を受けた最初の刺客。

富士山を揺るがす攻撃力と、あらゆる打撃技を正面から跳ね返す防御力を併せもつ。

さらに、白銀聖闘士イチの美形でもある。

それでいて、うっかり屋さんだ。

戦闘が終わったと勘違いして全裸になってしまった。

裏をとって、投げ技で倒した。

何かと派手なキャラだけど、やられ方は地味だった。

まぁ、でも除外だね。

続いては、ケンタウルス星座のバベル。ミスティと同じく最初の刺客の一人。空気の摩擦で炎を発生することができる。

必殺技は、フォーティア ルフィフトゥラ。書くときは、F ルフィフトゥラって書いてもいいみたい。本人公認だ。

ちなみに、ギリシア語で”炎のうず”という意味ね。

いや、ご丁寧に注釈がついてた。

キグナスの氷河。

バベルの初登場シーンは猛々しい。

意識のないキグナス氷河を放り投げ、

「キグナスを片づけたのはオレだ！」

と吠えた。

いや、実はこのときムウに幻惑技をかけられてた。

だからこの氷河は偽物ね。

偽物ぶん投げて吠えちゃった。

その後、星矢vsミスティの後でバベルは再登場。

なかなかの強者の雰囲気を醸しているんだよ。

残念なのは、これが戦闘に赴くシーンじゃないことよ。

これは、ただミスティを呼びにきただけだね。

このときはまだ幻惑技がとけてないから。すでに星矢たちを仕留めたと思っている。

だから、これは足元あぶないから照らしてるだけだね。

しかも、この場所ビーチだからね。

あらゆるところに用心を重ねてるよ。

ちなみに氷河との戦いは、その炎を凍らされてすぐ負けた。

どうですか？このバベルは？

地味になりたくない！ってのは伝わってくるね。

最も年頃なシルバーセイントか。

続いては、白鯨星座（ホエール）のモーゼス。同じく第一の刺客グループメンバー。

登場シーンはまた大仰。潮柱を立たせて海をわりむき出しの海底の上を歩いて現れた。その肩の上には、意識のないドラゴン紫龍が。

お察しの通り、この人も幻惑技にかかってます。紫龍も偽物です。

モーゼスは裏切り者の魔鈴さんと戦う。この時にもう一人の刺客・アステリオンのサポートを受けている。
女性相手に二人がかりで挑むところは意見がわかれるが、聖闘士として認めているからこその対応ともいえる。

そんなモーゼスの必殺技は、

「カイトススパウティングボンバーーーーーッ」

だ。

F ナンチャラと違って注釈がない。だから意味はわからない。

けど、この技には大きな特徴がある。それは二段構成であることだ。

聖闘士たちの必殺技は、一枚絵で描写されていることが多いから珍しいよ。

シャカの『天魔降伏』とかね。よくわかんないけどとてつもないの。

一方、この『カイトススパウティングボンバーーーーーッ』はわかりやすい。

まず、相手を上空に放り投げる
　　　　　↓
そして、落下してくる相手の顔面に拳をあてる

しかも、くらった星矢が一段目の時点で、

「なんだこの投げ技は…受け身がきかない」

と言ってくれたおかげで、投げ技なんだぁと理解できた。

その受け身がきかない状況での反撃は、

「翼でももたぬかぎり不可能だ！」

と、モーゼスは言っています。

ここで問題です！

この翼でももたぬかぎり脱出できない技、どうすれば破ることができる？

悪くない！でも違います！

正解は、

翼が生えて逃れる！

です。

わかんない。一瞬だけど翼が生えた。
モーゼスも

「翼がはえたか星矢ァ！？」

って言っているんで間違いないと思う。

それしか言うことないよね。

まさか翼が生えるなんて思わないもんね。

さっき魔鈴さんのところで、魔鈴星矢姉弟説のデマを信じちゃってのがモーゼスね。

「な、なにぃ… それでは、魔鈴は星矢の…」って言ってた人ね。

地味ではないね。

そのデマを吹聴してたのが猟犬星座（ハウンド）のアステリオン。第一刺客メンバーね。
彼ももれなくムウの幻惑技にかかっているので、いきっての登場となる。
アンドロメダをほうむった！としっかりと親指を立ててしまった。

このアステリオン、相手の心をよみとれる”サトリの法”というなかなかの強能力をもっている。
それにより、幻惑技をかけられていたことにきづいた。
そして、それを使いモーゼスと魔鈴さんをリンチする。

アステリオンは他にミリオンゴーストアタックという必殺技ももつ。
その名が示すように、分身の術みたいなものだ。

本人は、「MGAはマッハ２」と言っている。

ミリオンゴーストアタック！

シルバーセイントは、ちょっと意識が高いんだ。

MGAは発動前に奇妙なムーブを行うという特徴がある。

グワワワと分身しながら、後方上空へ飛び上がるんだ。

このサトリとMGAのハイブリッドで、星矢からダウンを奪っている。

しかし、サトリの法は、魔鈴さんにやぶられた。

無。

心の中を無にする。何にも考えない。

魔鈴さんは、ただでさえマスクで無表情だから、マネキンにしか見えない。
アステリオンは、

「こ…これではよめない…、ま…まさかこいつ…」

というが、何がまさかなのかもわからない。

その後、最後の切り札MGAも破られてしまった。

アステリオンがグワワと奇妙ムーブを発動したら、まさかの魔鈴さんも奇妙ムーブを発動した！

導入だけ使えたのよ。もしくは、たまたまお互いの必殺技の導入部分がかぶっていたのか。

アステリオンは、ここで後ろから蹴り入れられ負けた。

シルバーセイントの刺客第一グループは以上です。
ついつい忘れがちだけど、このときの星矢たちは一輝らブラック聖闘士と戦ったあとで、なおかつ、富士山から吹っ飛ばされてるから、満身創痍でボロボロのはずなんだよ。

そうね。では、白銀聖闘士はおっちょこちょい！

ということで後半に続きましょう。

次は本格的に地味なやつらが登場してきます。