【悲報】子どもに負けた流星拳砲岩が中国代表に選ばれてしまう。チューチャイと犬操も【ラーメンマン後編】

前回は、蛾蛇虫、砲岩、そしてチューシューメンについて語りました。

そこで、ラーメンマンが命のやりとりの虚しさを知ると。

砲岩は？

チャーシューメンは？

なるほど。

では、今回も引き続き見ていきましょう。

次は、少し毛色の異なる敵を紹介します。

王（ワン）皇帝です。

王（ワン）皇帝は、その名の通りとある国の皇帝。

彼はある目的のために、世界中から武道家を集めていた。

その目的とは、肉体コロシアムの建設。

屈強な男の肉体で作ったコロシアムだ。

王は、暗奴隷（アンドレ）という名前通りの見た目の男を使って、集めた武道家をコロシアムの一部にしていた。

王の趣味は、最後の柱を残すところまできた。

王は言う。

「柱の部分だけは世界一の男でなくてはならない。そう暗奴隷（アンドレ）と同じくらい強い男でなくては…」と

王は、そのために武術トーナメントを開催した。

多額の賞金と武術教師の職を餌にすると、世界中から腕に覚えのある者たちが集まってきた。

なんですか？

誰が？

まぁまぁ落ち着いてよ。

過去にはいろいろあったかもしれないけど、命があれば何度でもやり直しできるから。

さて、そこにラーメンマンも参戦。

ラーメンマンの超人拳法は私闘を禁じていたため、その出場に武道家たちは驚いた。

ちなみに、ラーメンマンの出場理由は金ではなく、行方不明となったある武道家の捜索。

そんなこととは露知らず、他の出場者たちは勝手なことを言い出す。

一回戦は、このチャーシューメンvs蛾蛇虫だ。

いきなりの好カードだね。

ただ残念ながら試合はカット。

負けました。

これ以降チャーシューメンは出てきません。

さっきから、なんか蘇生にすごい神経質だね。

彼らは死んだほうがいいってこと？

一度でも過ちを犯した人間は、許されてはならないんですか？

わかりましたよ、ではあなたがお望みの物をみせますよ！

トーナメント第4試合、暗奴隷vs砲岩。

砲岩は開始そうそう必殺技の散弾流星脚を見舞うも、暗奴隷にはまったく効かない。

そして、暗奴隷の蹴り一発で、無残に砲岩は死にました。

はい、あなたのお望みの物がこちらです！

蛾蛇虫が「ひでぇ…こりゃ即死だ」って引いてるぐらいだからね。

満足したかな？

これが、あなたが望んだ砲岩の死です。

このあと王皇帝の願望は、ラーメンマンによって潰された。暗奴隷もラーメンマンによって倒された。

しかし、その裏で犠牲となった人もいた。

まぁ、それを望んでたようですけど。

さて、次はこの男、傷刻牢犬操（しょうこくろうけんそう）。

彼は、とある国の皇帝に仕えるお犬役。皇帝が犬好きであることをいいことに、その威を借りて好き放題やっていた。

その正体は、ラーメンマンの幼馴染、パーコーメン。かつては動物好きで気弱だった少年であった。

しかし、今ではすっかり人が変わり、貧しき人々から食料や水を奪う簒奪者と化した。ときには虐殺まで行うほど堕ちてしまった。

その変貌にラーメンマンは涙する。

「もはや、おまえは本当に、昔のパー公ではなくなってしまったんだな」。

この呼び名が、パーコーメンを変貌させた一因かもしれないね。

犬操は、悪行のすえに自然の摂理を狂わしてしまい、最後はラーメンマンの猛虎百歩拳で討ちとられた。

そう、自然の摂理。

パー公は、うっかり自然の摂理を狂わせちゃったみたい。

それで負けたみたいよ。

さらっとこの男にも触れておこう。

屠殺鬼玉王。

ラーメンマンの一番の宿敵だ。

玉王は将棋七人衆という連中の頭領。最初は七人でラーメンマンに挑みむも敗北。

そこからは、自らが直接手をくだすことはなく、謀略を駆使してラーメンマンに挑んでくる。

闘将!!拉麵男という作品は、ラーメンマンと玉王の戦いが主軸となって展開される。

玉王についてはまたおいおい。

さて、敵の紹介はこのくらいにして、

今度はラーメンマンの仲間たちを紹介しよう！

キン肉マンにテリーマンやロビンマスクといった仲間がいるように、拉麵男にも信頼できる仲間がいる。

普段はシューマイと二人で旅をしているラーメンマンだけど、玉王のような強敵たちとの大きな戦いでは、仲間たちと一緒に戦うこともあるよ。

たとえば、『日中武術対抗戦』。ラーメンマンは中国代表の一人にえらばれる。

しかし、ここで玉王が登場し、物語は日中対抗戦ではなく、中国代表メンバーvs玉王との戦いに進んでいく。

このときの代表メンバーは、その後もラーメンマンの仲間となり、共に強敵たちと戦っていく。

では、そのときの中国代表メンバー、のちのラーメンマンの仲間たちを紹介しよう！

まず、一人目。

ムエタイ使いの

チューチャイ！

ムエタイの達人である好青年。

実は、チューチャイは王皇帝の武術トーナメントにも出場していて、王皇帝打倒のサポートをしてくれていたんだ。

どうかしましたか？

純粋に、強さで選ばれたんだろうね。

つぎは、この男。

毒狼拳法の使い手！

蛾蛇虫（ガンダム）！

蛾蛇虫も王皇帝打倒時にサポートしてくれてます。

これからもラーメンマンの名参謀として活躍していくよ。

つづいては、ラーメンマンの幼なじみ。

傷刻牢犬操（しょうこくろうけんそう）！

確かに罪は犯した。

ただ、中国代表を純粋に強さで選んだ場合、外せなかったんだろうね。

そして、次はこの男。

百の敵を一度に倒す！流星拳の使い手！

砲岩（ホーガン）！

いや、特にないです。

ただ、選ばれたから。

純粋に強さで。

他に、ジェット・リーって男も選ばれた。

ただ、彼はまんま外見がブルース・リーだし、名前はジェット・リーとかぶってるしで、いつの間にか仲間から外れたね。

ある意味一番の重罪だったかもしれない。

ラーメンマンの最大の戦いは、暗器五点星戦。

暗器五点星とは、玉王がラーメンマン打倒のために蘇らせた伝説の達人たちだ。

ラーメンマンと仲間たちはこの暗器五点星と戦うんだけど、ここで大活躍を見せるのが、

そう、砲岩（ホーガン）！

やっぱり散弾流星脚が強いんだよ。

暗器五点星の襲撃をうけて、蛾蛇虫とチューチャイが死亡。そこで砲岩が散弾流星脚を放ち、この強敵のうち二人を同時に足止めさせることに成功した。

金星挙げたと言ってもいいぐらいよ。

ただね、そこにもう一人五点星がきちゃったね。

大活躍を見せた砲岩も、ついにその命をおとしてしまった。

この血みどろの暗器五点星戦は、龍神の登場により、対抗戦で決着をつけることとなる。

対抗戦では、死亡したラーメンマンの仲間たちが龍神の力により、一時的に生き返って戦う。

対抗戦に勝利したチームは、報奨として、完全な蘇生を手に入れることができる！

対抗戦は、『玉』のとりあいをもって行われる。

一度死んだ人間を龍によみがらせてもらうために、玉をあつめていくんだ。

斬新でしょ？

この戦いのほかに、ラーメンマンのクローンとの戦いもある。クローンだからラーメンマンの必殺技も使えて強いんだよ。

こいつに、仲間たちが襲われる。

その戦いが終わると、武術大会が開かれた。この大会が最終章だね。

新たな強敵が出てきて、ラーメンマンとその仲間たちと戦う。

以上、簡単でしたけど、ラーメンマンの敵と仲間たちの紹介でした。

いかがでしたか？

まぁ、彼らの中には、過去に悪事を働いた者もいました。

しかしその後、仲間のために一所懸命に生きたことで、それを許す者もいました。

許さない者もいれば、許す者もいる。

許す者であったラーメンマンも聖人ではなく、不完全な人間です。

機会があれば、今度はそこも紹介したいと思います。

ネットで”批判”と称して人をたたくときは、砲岩のことを思い出してみてください。

今、あなたが”批判”しようとしている人は、はたして砲岩ほどの悪事に手を染めていたのかと。